関西ではお中元のシーズンが早い。
7月1日を待っていたかのように動き出す。
私はまだ送り状を書く時間がなくて送っていない。
関西人はせっかちだから、中旬にはもう終盤。
さてさて7月に入って一週間。
我が家にもお中元が贈られてきた。
やっぱり嬉しい商品券。
7000円の商品をくださるより5000円の商品券。
それをわかっているのに
私の贈るお中元は一部を外して品物を贈る。
品物でも金額はわかるけれど
商品券のそのリアルなところが好きでない。
もらうのはリアルな商品券がいいのに矛盾している私。
今週頂いた中で一番嬉しかったのは「泉州の水なす」
クールでデパートから配達されて来た。
ダーリンと私は無類のお漬物好き。
夏場はぬか漬け、冬場は即席漬けをしている。
茄子や胡瓜が豊富な夏場は
二人はまるでキリギリスのようにお漬物を食べる。
だからこのお中元は我が家ではヒットだった。
「泉州の水なす」はとても美味しい。
やわらかくて甘みがあってふくよかで・・・
お茶漬けには最高のコンビで食欲が増す。
アッという間に食べてしまった泉州の水なすのお漬物。
いつもは頂いたお中元にはお礼状のはがきを出す私だが
この方には電話を入れて気持ちを伝えた。
相手も喜んでくださって「また来年も・・・」とおっしゃってくれた。
「いえいえ・・・そんな」と言いながら期待した私。
我が家が贈るお中元。
20年以上デパートから贈っていたが
少し私も拘りをみせて毎年同じものを産地直送で贈る。
反応はとてもいいのだが・・・・
果たして社交辞令なのか本音なのかと考えることが多い。
ビールやジュースやハムや素麺と次々と贈ってくださる。
でもどんなものでも真心がこもっているから嬉しい。
そう思いながら頂いている。