今日のフォト。 真正面で、カメラを構えて待っている。
「さあ来い、やりまわし。 最後の花道は土生(はぶ)交差点。」
大工方、両手を広げて、信号機よりも高く。
全力疾走。
西から南へ。 西から北へ。
東から南へ。 東から北へ。
南から東へ・・・と、直角にまわり込む。
スピードゆるめず、観客の横をギリギリ通過する。
何度も「ヒヤリ感」を味わう。
やがてそのスリルを楽しむようになる。
ラストも近い。 土生交差点は、しちゃかめっちゃか。
南からのだんじりが優先、西からのだんじりが待機している。
だんじり2日目、曳行終了まで52分。
大工方、舞姿の見せどころ。
走るだんじり、心合わせて、やりまわし。
そのスピード感と迫力に、拍手喝采。
大工方、飛ぶ。
曳行終了まで32分。
鳴り物(笛、太鼓、鉦)が、土生交差点に響き渡る。
屋根の上から、大工方が見下ろす風景はどんなだろう。
ハラハラ&ドキドキ。 見守る観客。
土生交差点での最後の雄姿に、魅了される。
さあ、さあ、さあ・・・と、エキサイティング。
夕陽がスポットライトのように、大工方を照らす。
11台のだんじりは、それぞれの地区に帰ってゆく。
空は夕焼け。
電線に止まる、鳥のようなシルエットが浮かび上がった。
「東岸和田だんじり祭本宮」、秋晴れの素晴らしい1日でした。