文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

「理系離れ」の傾向に思う

2007-01-27 09:54:45 | オピニオン
 gooニュースに<宮田秀明の「経営の設計学」 生きがい論は若者に通用するか 「理系離れ」の背景にあるもの >という記事が載っていた。

 現在の日本の状況を見ていると、若者の理系離れは当然のような気がする。とにかく、今の日本は、技術者が、夢を持てない社会なのである。

 例えば、公務員の世界では、事務官と技官の処遇に格差があるということがよく言われている。中央官庁では、技官は、ごく一部の省庁を除いては次官にはなれないらしい。

 一般企業でも、総じて技術者は優遇されているとはいえない。厳しい開発競争を戦っているのに、宮田氏の記事にあるように「40~50代の技術者の年収が同じ年代で金融業に勤めるサラリーマンの半分」というのはあながち間違いではなかろう。世界に通用するような発明をしたとしても、収入が野球選手にはるかに届かないというのでは、夢の持ちようがない。(おまけに野球選手は女の子のファンが多いが、いくら優秀な技術者でも、そんなことは望むべくも無い)そんな中で、中村修二さんの青色ダイオード判決は、技術者にいくばくかの夢を与えてくれる出来事ではあった。

 一般に、理系の学生は、文系の学生に比べ大学では忙しい。(もちろん個人差や例外もある)しかし、努力したことが報われなくては、その道を志すものが少なくなるのは当然の原理である。日本は、人間以外に何の資源も無い国である。この国が、世界で生きていくためには科学技術しかありえない。 しかし、社会が、もっと技術者に夢を与えるようにならないと、この流れは止まらないであろう。


宮田秀明の「経営の設計学」 生きがい論は若者に通用するか 「理系離れ」の背景にあるもの [3/3](日経ビジネスオンライン) - goo ニュース


 人気blogランキングへ ← (役に立ったら Clickしてね。)

当ブログが、「All About」の資格蘭に掲載されました。⇒こちらを見てね


風と雲の郷 本館(楽天ブログ)はこちら 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする