もう一昨日のことになるが、3日の夜に、広島県民文化センター内にあるサテライトキャンパスひろしまで「県立広島大学『マネジメント特別連続講座』アグリビジネスの将来」を聴講した。「マネジメント特別連携講座」としては5回目の開講となるが、仕事の都合などから、これが3回目の聴講だ。夜7時から8時半までと、勤め人にも出席できるような時間に開催してくれるのがうれしい。
講師は、野村アグリプランニング&アドバイザリ―社長の西澤隆氏。この会社は社名からわかるように、野村証券の関連会社だ。
なぜ、野村がアグリビジネスをというと、一言で言えば儲かる可能性があるからのようだ。何しろ、農業生産だけなら、経済規模は小さいが、食品ビジネス全体で見れば、100兆円規模のビジネスとなり、そこには大きな可能性があるということだ。
最近よく6次産業という言葉を聞く。言葉遊びのようなものだが、1+2+3=6、1×2×3=6ということで、1次、2次、3次産業を有機的に組み合わせれば、そこに価値が生まれるということだ。