文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます(1)

2023-02-06 08:48:06 | 書評:その他

 

 「私、能力は平均値でって言ったよね!」でお馴染みのFUNAさん原作のこの漫画。ちなみに、現在テレビでアニメも放映中である。(地上波、BSのどちらでも)実は私FUNAさんの独特の語り口の大ファンである。特に一人でボケて、一人で突っ込むあのテンポがなんともいえない。なお、「私、能力は平均値でって言ったよね!」は略して「のうきん」、この作品は略して「ろうきん」というらしい。

 ヒロインは山野光波(やまのみつは)と言う18歳の女の子。小さくて(身長152cmらしい)童顔なので、小学生や中学生に間違えられることが多い。大学受験の直前に。両親と大好きな兄を事故で無くしており、地元にある見晴台というところで、これからどうするかを考えていた時、見るからにガラの悪い連中に絡まれ、下の海に落ちてしまうが、そのとき、偶然にも、精神生命体の一部を引きちぎって、同化してしまい、これにより、こちらの世界と異世界を行ったり来たりする能力を手に入れる。この転移能力と言うのがものすごい優れもので、手を触れなくとも、何でも転移させられるのだ。

 そして、異世界では謎の貴族令嬢ミツハ・フォン・ヤマノとして生きていくことになる。しかし、なぜにドイツ語? 異世界では、みんな発育がいいので、光波は10歳くらいに見えるらしい。だから年下の幼女からも年下扱いされているが、光波も幼女好きなのでOKのようである。

 ところで、タイトルの金貨8万枚の根拠だが、人生100年として、もし転移能力がなくなったときのために、両方の世界で10億円貯めたい。それを金貨に直せば4万枚ずつ、あわせて8万枚ということだ。

 でも、あちらの世界とこちらの世界では金の価値が違うのだから、同じだけ貯める必要はないと思ったのだが、どうも光波さん、あちらではかなり贅沢な暮らしをするつもり満々のようである。

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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