雲の如く行き
水の如く歩み
風の如く去る
一切空 山頭火
実家で、昔の本を整理していると、本の間から、上記の山頭火の句を書き写したカードが出てきた。山頭火とは、もちろん自由律俳句で有名な漂泊の俳人種田山頭火である。山頭火は、本名種田正一、元々は山口県防府市の人である。実家の破綻や家族の自殺が原因か、うまく家庭を築けず、心に喪失感を抱きながら全国を放浪した。
俳句のみを心のよりどころに、酒と放浪の日々を送った山頭火である。この句のような心境に彼が至っていたというよりは、彼の理想を詠った句ではないかと推測する。何を思って、この句をカードに書きとめたのかは、全く記憶にないが、いま改めて読んでみると、自分もこのような心境にあこがれをもっているのかもしれない。
○「種田山頭火~漂泊の俳人」の記事を、本館ブログの方に書いています。→ こちら
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一切空 山頭火
実家で、昔の本を整理していると、本の間から、上記の山頭火の句を書き写したカードが出てきた。山頭火とは、もちろん自由律俳句で有名な漂泊の俳人種田山頭火である。山頭火は、本名種田正一、元々は山口県防府市の人である。実家の破綻や家族の自殺が原因か、うまく家庭を築けず、心に喪失感を抱きながら全国を放浪した。
俳句のみを心のよりどころに、酒と放浪の日々を送った山頭火である。この句のような心境に彼が至っていたというよりは、彼の理想を詠った句ではないかと推測する。何を思って、この句をカードに書きとめたのかは、全く記憶にないが、いま改めて読んでみると、自分もこのような心境にあこがれをもっているのかもしれない。
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