松江は、和菓子でも有名だ。江戸時代後期の藩主で、不昧公としての名の方が有名な、松平治郷の影響が大きいと言う。松江駅の駅ビルに入ると、色々な種類の和菓子が売られていて、つい目移りしてしまう。
写真は、風流堂から発売されている、「古代山川」。少し前に「探偵・ナイトスクープ」でこの店の「山川」が紹介されたが、この「古代山川」の方は、和三盆を使っているとのことだ。そのせいか、「山川」よりは少し値段が高いようである。
紅白セットになっており、不昧公の、「散るは浮き、散らぬは沈む紅葉(もみじば)の、影は高尾の山川の水」という歌にちなんで、赤は紅葉を、白は水を表しているという。味は、上品で、なかなか美味い。
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