晴れ、18度、81%
地震があった日から、わたしを日本人だと知ってくれる近隣の方たちが、地震を心配して声をかけてくれます。そして、その言葉はわたしにかけられたのではなく、日本にかけられた言葉だと、感謝しています。
香港の地元の放送局、中国、イギリス、アメリカどこのネットワークも日本の地震の脅威を放送しています。
世界で、観測史上6番目に大きな地震だそうです。
我が家では、幸いにNHKしか日本語の番組を見ることができません。繰り返し同じ映像を見ています。民放の画像を見れないことが、かえって幸いだと思いました。
NHK以外のBBC、CNN、CCTVなどの画像はそのソースがどこのものか分りませんが、NHKのものより生々しく感じられます。
福島の原発の様子も、各国が今後を見守っています。見守る以前に、人間への影響をしっかりと見据えて欲しいものです。
NHKの映像が、目の底に張り付いたままです。うねりを伴った波が、押し寄せて家やビルを瞬時に、跡形もなくしてしまいました。あの大きな、水の流れの下にどのくらいの生命があったのでしょうか?その命が消える瞬間を、繰り返し見ている、何も出来ない自分がいます。
体を使い、息を殺しながら救援したり、手当てにあたる人がいてくれることに、希望を感じます。