チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

紙札 (しさつ)

2011年03月18日 | 香港

雨、14度、66%

 紙で出来た犬が店先にあるこのお店、まるで、おもちゃ屋さんの店先のよう。まだまだあります。ここは、香港島の西、サイイップン。おもちゃ屋さんのような店が4-5軒、軒を連ねています。

  写真の真ん中には、競馬のレース場、馬も6頭走っています。

 紙札、と言えば、日本ではお神社でいただく、お札です。我が家でも、家人に母がお正月を過ぎると送ってくれます。ところが、香港、台湾などでは、きっと中国本土でも同じだと思いますが、亡くなった方に捧げる、こうした紙で作られたものを言います。 この、競馬のレース場、きっと競馬が好きだった方に捧げられるものです。

  猫が好きだった人には、

  サッカー、自転車が好きだった人には、

 故人があちらに行っても、生きているときのように生活できるようにと言う思いもあります。

 たとえば、 こんな家に住めますようにと。

 おしゃれだった人には、 靴やバックを。

 もちろん、おもちゃのようなお金のお札もあります。そして、特別な物を頼むと作ってもくれます。これらは、故人と一緒に、葬られるそうです。

 香港で、葬儀には出席したことはあるのですが、出棺から後は、見たことがありません。

 どこの国でも、故人を思う気持ちは、同じです。残った人の思いが故人に寄り添って、行ってくれるのでしょう。

コメント
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