雨、16度、92%
香港では、日本の震災を受けて、この日曜日には、日本への追悼の意を持ったミサが、それぞれの教会で行われるそうです。日本への義捐金募集の記事もあちこちで見られます。ほんとのありがたいことです。
3月16日に撮影した上の写真、香港島セントラルの街角です。時間は、朝の10時。人が行列しています。右手奥にまだまだ、人の行列でした。この店では、日本の赤ちゃん用のミルクを売っています。日本の赤ちゃん用のミルクは、香港でも、中国でも高い信頼を得ています。アメリカのものより高くても買った行くほどです。ところが、福島の原発。天気予報でも、日本から風向きを伝えるほどに、過敏になっています。
今のうちなら、事故の前に出荷されたミルクだから安心と、人は日本のミルクを買いにあちこち並んでいます。自分の子供のためです、箱を開ける横から、ミルクの缶を、すごい形相で取り合っているニュースの場面もありました。わたしでもああするなと思いました。もちろんどこも売り切れの状況です。
3月17日には、またもや、人の異常反応。原発で海が汚染されて、塩がなくなるというのです。と言うか食べられる塩がなくなると、ウェッブ上に流れた様子です。そこで中国、香港、マカオでは、スパーの塩の棚に
何にもありません3月18日に、わたしの家に一番近い大手のスパーで撮影しました。
日本のお米も高くても人気があります。うどんやそうめんも食べる人が多くなってきています。
3月17日に日系のスパージャスコに行きました。水などが売り切れていると聞いたからです。
確かに水、お米、乾麺が品薄に。物流が日本国内でうまく動いていないから、入荷が遅れているのか、こちらの日本人も含めて、買い占められたのか?真偽のほどは分りません。
香港で、欧米人から、今回の震災で日本人の沈着な行動をとてもほめていただきます。わたしも、誇らしく日本人の国民性です、と答えています。彼らは、他の国だったら、もっとパニックになっていると言うのです。そうかもしれません。
でも、東京のスパーの何もない棚を見た、日本に住む欧米人は、日本がパニックになっているから国外に避難したいとニュースで言っていました。物事の捕らえ方の違いでしょう。
まだまだ、様子を見なくては。昨日の日本のニュースで、被災地に向けての救済品が次々に届けられる様子を見て、被災から一週間を考えると、やはり、日本は冷静に、一丸となって動いていてくれると信じたいと思います。