曇り、15度、77%
我が家には、今年11歳になるアマリリスがあります。この3-4年、花をつけません。大きく育った立派な球根を持っています。だって、11歳ですから。2年ほど前から、子供の球根を脇につけました。子供はずんずん育ちます。アマリリス、葉っぱを茂らせるだけで、精一杯なのでしょうか?
この3月の初め、暖かい日が続きました。いよいよ、子離れ、親離れの儀式です。ポキット、分けて別の鉢に。至って簡単。子供は元気にすぐ葉の芽を一杯つけました。
3月21日。11歳のおばあちゃんアマリリスに花の芽がついています。脇の小さな芽が葉の芽です。このアマリリスは赤い花が咲きます。長い付き合いの種屋のおじさんが、赤は難しいよと、買う時に教えてくれました。
ピンクのアマリリスは、5つも花を付け、春、秋に咲きます。ところが、この赤は、おじさんの言ったとおり、3つの花を一年に一回だけ。でも、その赤の色の美しさは、バラにも引けをとりません。
3月23日。少し肌寒い香港ですが、二日でこれだけ伸びます。この茎の成長の速さは、いつも驚くばかりです。 奥に見えているのが、子供です。お母さんに寄り添っていたせいか、まだ、傾いだままです。
もう少し茎が伸びたら、鳥たちにいたずらされないように部屋に入れるつもりです。
あー、何年ぶりの真っ赤なアマリリス。来年もね、の約束が少し待たされました。