チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

美国政瑰牌麺粉 薄力粉

2012年03月21日 | 香港

曇り、18度、88%

 パン用の強力粉は、香港で手に入るものをいろいろと試してみる私ですが、普通のお菓子を作る薄力粉に至っては大変ずぼらで、この25年の間ほとんど浮気もせず、美国政瑰牌麺粉を使っています。‘政’これは当て字です。正確には、王へんですが、日本語にありません。

美国政瑰牌麺粉、アメリカのバラ印小麦粉。という意味です。ご覧のように、布で出来た袋入りです。5ポンド、2kg強の重さが入っています。

 香港の地元のスーパーは、大手が2つありますが、そのどちらも、扱っている小麦粉はアメリカ製の500gほどの箱入りです。もうずっと使っていないので美味しい粉だったかどうかすっかり忘れてしまいました。この美国政瑰牌の小麦粉を初めて見たのは、地元のパンやの前でした。この10倍もある大きな布袋の粉をトラックからおろしていました。まず、布袋に驚きました。もう一つ自由の女神のマークが入った強力粉もありました。

 業務用の粉なのかと思っていると、たまたま入った麺屋のレジの前で見つけたのが、この5ポンド入りの粉でした。麺屋、自分のところで麺や餃子の皮を作って売っている店です。それ以来ずーっと、特に考えもせず使い続けています。日系のスーパーには、フラワーもバイオレットも売っていますし、強力粉の数と同じだけ、薄力粉もあちこちの国のものが手に入ります。15年ほど前までは、この製粉工場は、香港の九龍サイドにありました。今では、お隣シンセンの蛇口で作られています。

 もちろん、自由の女神のマークの強力粉も使ってみましたが、私には美味しい粉ではありませんでした。美国自由女神牌麺筋、と書かれていて、この2つとも、未だに地元のパンやさんの定番の粉です。

  この布袋、少しずつ素材もデザインも変わってきましたが、なんとこの25年で、200枚以上たまってしまいました。いつか全部解いて、シーツでも作ろうかな。

 今でも、この粉を売っているお店は少ないのですが、きっと、香港にいる限り美国政瑰牌麺粉を使い続けることでしょう。

コメント (2)
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