晴れ、18度、47%
崎陽軒といえば、赤い箱に入ったシュウマイです。そのシュウマイと一緒に箱に入っている醤油入れがひょうちゃん。
今我が家にあるひょうちゃんは、7つになりました。2年ほど前まではこの3倍もありました。崎陽軒のシュウマイをお土産に持って来てくれる人がいました。息子です。
高校から、独りで日本に帰りました。休みのとき香港に戻ってくる彼の荷物には、必ずと言っていいほど、崎陽軒の赤い箱がありました。中華の本場香港ですが、我が家は、香港の中華と同じくらい日本の中華も好きです。とりわけ、崎陽軒のシュウマイは、持ち帰ってくれる人が、一番好きです。
我が家のひょうちゃん、全てオサムグッズで有名な原田治さんのデザインの物です。原田さんは、ひょうちゃんの2代目のデザイナーだそうです。
20個以上もあったひょうちゃん、お醤油を入れてお弁当に添えることもありませんでした。箸置きに使おうかとも考えました。ちょっと、高さがあります。そんなわけで、この7つだけを残すことにしました。
現在は、3代目のデザイナーのひょうちゃんだそうです。しかも、コルクの栓でなくゴムに変わったそうです。それを聞いたとき、急に子供の頃、駅で駅弁と一緒に売られていた熱いお茶を思い出しました。熱い熱いお茶が、素焼きの小さな土瓶に入っていました。しばらくすると、それがプラスチックに変わりました。熱いのが直に手に伝わってきました。それでも、熱いお茶を手渡してくれる駅弁売りのおじさんがいました。
今では、ペットボトルに入って、売ってくれるのは、自動販売機です。
コルク栓のひょうちゃん、せめてこの7つは大事に手元においておきましょう。