小雨、14度、71%
バターに卵、お砂糖も入った柔らかいリッチなパンも好きですが、時に素っ気ないくらいのフランスパンが食べたくなります。粉と、塩とお水だけという単純明快な素材です。
パリッと焼き上がった外側のクラスト、ちょっと噛み応えがある柔らかなクラムとのコントラストが魅力です。単純な素材だけに、粉の美味しさがはっきりと解ります。
イギリスのメーカーのフランスパン用の小麦粉です。調べてみると、フランスの製粉所で作っているらしいので求めてみました。
イーストも、ほかのパンに比べるとこれだけでいいの?と心配になるくらい少なく使います。ゆっくりと発酵させるので、水からこね始めます。
家庭では生地が500gを超える大きなものは難しいといわれています。今回、320g。発酵時間が4時間以上もかかるので、朝からの仕事です。
クラストがパリッと仕上げる為には蒸気を注入して焼きます。玉石を、オーブンプレートに入れて焼き、パンをオーブンに入れる直前に水をかけ、蒸気をたたせます。
オーブンプレートに移す前に、キャンバス地にパンがくっ付いてしまい、ちょっと不格好になりました。
それでも、 クラストとクラムのバランス、中の気泡も十分です。
ある方が、オリーブオイルで食べると美味しいそう、と仰ってくださいました。