曇、20度、85%
遠くからお野菜が届きました。ご自分の畑でとれたものをその晩には荷造りして送ってくださったお野菜です。福岡でも手に入るお野菜であってもこうした贈り物、喜んで頂戴します。新鮮なうちに早速料理します。
ニンニクの芽、無臭のニンニクだそうです。豚肉と合わせて、ナンプラーとお酒で炒めました。確かにニンニクの香りがありませんが、根っこの方の甘味は採れたてならではです。少し芯を残して炒めてみましたのでコリコリシャキシャキしています。
蕗は、たっぷりのおかかで薄味に煮含めます。そして湯葉と炊き合わせてみました。蕗は子供の頃は家の庭にいくらでもありました。筋を取るのが楽しくて、母が「伸びすぎると美味しくないよ。」と言っていたのを思い出します。お店で売られているのは長い蕗が多いように思います。筋取りは好きでしたが蕗の香りやジブ味が美味しいと気づいたのは、ずいぶん大人になってから。少し煮過ぎて蕗のみずみずしい青さが消えてしまいました。それでも口に入れると、背中がしゃきっとするような気がします。湯葉は主人が香港から生のものを冷凍して持って帰ってくれます。日本の湯葉ではお高いばかりか、雀の涙かと思うくらい僅かな量の湯葉です。湯葉をたっぷり食べるとおもわず顔がほころびます。
義母が自分で剥いたグリーンピースをたくさん持たせてくれました。豆ご飯もいいな、翡翠煮もいいなあ、でもかなりの量です。そこで新玉ねぎと合わせてポタージュを作りました。ブイヨンを使わなくても初夏の野菜の甘みがしっかりと美味しさを作ります。
土鍋で炊くご飯は、おこげ付きです。みなさんのおかげで美味しいものがいただけます。写真を撮り忘れたのですが、自家製の日本茶を食後にいただきました。素朴なお茶です。グリーンピースのポタージュと蕗の炊き合わせを義母に届けました。10時ごろ起きて来たゆっくり朝ごはをとる義母です。夕飯のおかずにでもどうぞ。