チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

たかだかチャンポンなんですが。

2017年08月26日 | 昨日のお昼ご飯

雨、26度、97%、雷

 福岡は豚骨の博多ラーメンが有名です。世界中にお店を持つ店までできました。昼時ともなれば行列ができる店がたくさんあります。博多っ子、皆それぞれにご贔屓の店があるほどです。私が香港から日本に戻って来た時、食べたかったものはラーメンではなくチャンポンでした。リンガーハットのチャンポンでも満足します。本当は町中の小さな中華屋さんのちゃんぽんが美味しいに決まってます。小さな店構え、ご夫婦か親子でやっていて、外にはチャーハンの香りがしているようなお店です。

 二月に本帰国して以来、一度だけチャンポンをお外で食べました。お昼の用意ができなくて主人を香港に送り出す前の昼食でした。二人ともチャンポンです。中国人がやっている普通のお店です。出されて来たチャンポン、美味しいとは感じませんでした。スープにコクがない、旨味がない、塩っぽい。元々中国の食べ物ではないチャンポン、この店では2度とチャンポンは食べるまいと思います。

 福岡のスーパーにはどこにいっても「チャンポン麺」が売られています。挙句に「チャンポンの具セット」などまであります。具セットにはちくわの切れ端やピンクの鳴門の端っこのようなものが入っています。私が欲しいチャンポンの美味しさはスープです。具材から出た旨みが感じられるあのスープが欲しい。それでいて簡単に作れる、お家の冷蔵庫のもので作りたいと思います。

 脂身の多い豚の肩肉の薄切り、殻付きのさいまきエビ4匹、イカの残り物、キャベツが8分の1。これが冷蔵庫にあるのを見たので、「チャンポン麺」を買って来ました。お肉はあるだけ使います。エビは味噌の美味しさを残すため殻を剥いただけ。イカは一番美味しい「げそ」がないので身をコロリと切りました。キャベツをザクザクと切って、ラードで炒めます。たまたま白ワインの残り物がありましたからそれを加えて、強火でアルコールを飛ばします。そこに豚肉とイカ、エビを入れしばらく煮ます。ほんのちょっぴり「味覇」中華の隠し味を入れます。「味覇」は最近塩辛いのでほとんど使いません。最後に白胡椒で味を調えて、「チャンポン麺」を入れ熱々をいただきます。

 「チャンポン麺」は2玉。大盛り皿うどんのようですがスープもたっぷりあります。具材も全部載せました。「いただきます。」まずはスープをゆっくりと味わいます。イカの香り、エビから出た甘味、キャベツの野菜の甘み、もちろん豚からもいいお出汁が出ています。スープだけでも満足です。大盛りのチャンポンはあっという間に私のお腹に収まりました。ただね、麺がもう少し太くてしっかりしたものの方が好きです。お家でもこれくらいのお味のチャンポンが作れます。満足。

コメント (2)
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