チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

木とツタの伐採

2017年11月02日 | 庭仕事

曇、15度、82%

 2回続けてやって来た台風、台風が行き過ぎるたびに私には大仕事が待っています。表の道の大木「ムクロジ」が落葉の季節です。強風にさらされて、カサカサ音を立てながら舞い散ります。裏の道には石垣に張ったツタの葉が黒ずんだ実と共に吹き溜まります。道の雨が乾き、風も収まったのを見計らって、落ち葉集めを始めます。軽く45リットルの袋3つ分です。台風が来る前から木の伐採を頼んでありました。やっと昨日おじさん4人がかりで「ムクロジ」の木とツタを伐採してもらいました。剪定ではありません、伐採です。

 木の素性をよくご存知のこの方達は「ムクロジ」がどんなに切り込んでもまた来春には大きく葉を茂らせると、バッサリと枝を落としてもらいました。真夏には下枝を切っても切っても伸びて来ました。小さな黄色の花を一杯つけ、その花が散ると下に置いている車のそこかしこに入り込みました。緑の実が膨らみ始めると、カラスも食べないこの実からロウのようなものが降って来ます。毎日車のガラスを拭きました。そして落葉です。 手のかかるこの木が疎ましく思えます。

 一方裏の道の石垣に張ったツタ、石垣と言っていますが、ここ30年ほどは石垣は人様に姿を見せていません。見えるのはツタばかり。 朝、おじさんたちが作業を始めた時の様子です。手前の一部石垣が見えているところは主人が汗ダクダクでツタを取ってくれたところです。このツタはおじさんの判断では優に40年近く経っているそうです。ツタですが根っこの部分は30センチ以上もありました。夕方、ツタが取り払われた裏の道です。 私も数十年ぶりに見た我が家の石垣です。この道沿いのご近所の方が「今どき珍しい石垣ですね。」とおっしゃいます。私より年上の石垣です。

 おじさんたちが4人も家の周りで動きます。私も家を出たり入ったり、時折電動ノコギリが唸ります。ココさんも気が気でなくて寝てもいられません。 裏庭のフェンスの隙間から様子を伺います。「見えてるのかな?」

 皆さんが帰ったあと、表の道の「ムクロジ」を見上げます。 今はすっきりとしていますが、来夏にはまた大きく茂ることでしょう。この秋、やっと朝晩の道の掃除が楽になりました。木やツタも生き物、できるだけ自然のままにと思いますが、街中の狭い土地ではそうも言ってはいられません。「ムクロジさん、新緑の頃また会いましょう。」

コメント
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