曇、12度、54%
朝の散歩の時、手指の先がかじかみます。それよりもっと辛いのが走っている時です。足はソックス、靴で守られていますから、さほど寒さを感じません。ところが手指は、握っても開いてもずんずん冷たくなってしまいます。今年の2月の極寒の中、帰国後一番最初に買ったのは手袋でした。それは近所で求めたフリースのお安いものです。それでも寒さはしのげました。
この冬に入って徐々に防寒着を揃えました。日本の寒さを30年ぶりに迎えます。香港で30年暮らした身体は寒さには敏感に反応します。ボア付きの靴を散歩用に求めました。ウールの普段のスカートを一枚も持ちません。スカートも買いました。ソックスも厚手のものを買いました。下着も進化しています。暖かいと書かれたものを求めます。散歩時、走る時フリースの手袋をはめて出かけていましたが、温かそうな手袋が売られています。
香港では手袋をする機会は滅多にありませんでした。 手持ちの手袋はこんなものばかりです。一つだけ、母に買い求めた手袋は裏地がカシミアで暖かです。ミトンを求めました。毛糸の手袋は学生時代以来です。子供の頃のミトンの手袋には紐がついていました。片方だけ無くさない為です。両方ないと手袋は役に立ちません。5本指の手袋に比べれば器用さは欠けますが、ミトンの手袋の形はほっこりと暖かく見えます。
極寒地ではありません。それでも日に日に寒さが増す中で、あれもこれもと気づきます。軽くて暖かなものがたくさん売られています。繊維の進化です。毛糸の手袋も二重になっていました。散歩中も走るときも寒さからしっかり守ってくれそうです。