チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ウッドデッキ

2017年11月28日 | 家の改築

晴、12度、70%

 家の改築の設計は全部主人がしました。改築ですから大まかなところは変わりません。部屋数を少なくして、階段の取り付け位置が変わり、水周りが整えられました。部屋が減ったところにウッドデッキが作られました。始めウッドデッキと聞いて、ピンとこない私でした。内心そんなもの要らないと思っています。ウッドデッキは裏庭に面して作られました。

 他所のお宅を見ても、ウッドデッキには通常屋根がありません。ところが我が家は深いひさしが出ています。この深いひさしは居間を暗くしています。デッキの回りにはL字型と直線のベンチも作られました。広さにしてどれくらいでしょうか?そこに古いバタフライのテーブルを置きました。L字のベンチに座ってこのテーブルを囲みます。直線のベンチは私が足を伸ばして横になれる長さです。L字のベンチの後ろには、庭仕事のものを入れた壺やワインの木箱が置いてあり、モモさんが使ったクレートも置かれています。

 帰国して10ヶ月、朝起きればこのデッキの窓を開けるのが私の朝一番の仕事です。モモさん、ココさんの朝のご用達。夏の朝は、窓を開けるとまず蚊取り線香を焚きました。お昼ご飯はほとんどこのデッキでとります。寒からず暑からずの夜には、ワイン片手にデッキで空を眺めます。夕飯もデッキでいただくこともあります。居間が暗くなったので、デッキで本を読んだり、手紙を書いたり、このデッキで過ごす時間が長くなりました。

 寒い時はしっかり着込んでデッキに出ます。春めき始めた3月終わり、このデッキで日向ぼっこをしているモモさんの写真があります。まだ病状が悪くなる前のことです。今ではココさんが庭のドングリやぬいぐるみのおもちゃを散らかしています。 一緒に庭に出てるかと思ったら部屋に残っていたココさん、窓越しにこちらを眺めています。

 起きている間は、このデッキと台所にいる時間が長いと思います。「ウッドデッキ」と聞いた時のあの違和感はどこに行ったやら、このデッキは私にとって大事な生活空間となりました。深い庇のおかげで雨の日はぼーっと座って雨の音、匂いを楽しみます。流石に大雨の時はテーブルやクッションは部屋に避難です。私の育った家、こんな変わり様を父母はどう見てくれているかしら、喜んでくれていると思います。

コメント
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