晴、17度、68%
香港では花市に花を買いに行きました。昆明をはじめベトナム、オランダなどから輸入された花です。市場ですから花は1ダースや10本単位で売られています。大きな花の束を抱えて家に帰る気持ちは格別でした。一種類の花でも数が多いと華やかです。そのまま大きな壺に投げ入れます。各国から集まる花たち、飛行機に乗って空冷の状態で運ばれてきます。新鮮な花でした。
日本に帰ってこの1年、考えてみるとお花を買うのはお墓参りの時だけ。近くのお花屋さんの花もスーパーの入り口のお花も元気が無く見えます。しかも数本の取り合わせの花です。大きな花束を抱えていた香港が懐かしく思えます。福岡では繁華街の有名な花屋さんのガラスの冷蔵庫に入ったバラすら元気が無く見えます。。庭に数本バラを植えました。小さな木ですが花をつけてくれています。香りの良い種類を選びました。バラの香りといっても、こんなに違うものかと思うほど濃厚な香り、紅茶のような香りまで様々です。花が開ききると翌朝には花を摘みます。花びらはポプリに。
香港の時もバラの花びらはポプリにしていました。湿度の高い香港では自然乾燥の後にオーブンの余熱でしっかりと乾燥させました。カサカサと音を立てるポプリを飾ると必ずモモさんが匂っていました。今はこんな風に乾燥させています。 よく活躍してくれるネットです。燻製のためのお魚も干します。大根の皮や果物も干します。毎日集まるバラの花びらはお天気のいい日なら1日でカサカサと音がします。夕方にはポプリができています。かすかにいい匂いが残っていますが、日向の匂いも混じっています。玄関で皆さんをお迎えするモモさんのところへ飾ります。しばらくポプリ作りは続きそうです。庭で楽しんだバラをポプリにして家の中でも最後まで楽しみます。