チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

庭のバラ

2018年05月14日 | 庭仕事

晴、16度、92%

 朝から半袖一枚でもいいような昨日の早朝、庭に降りるとバラたちが咲き始めています。バラを植えている一角は甘い香りいっぱいです。お昼前には雨が降り出すようです。花によってはこの雨で散ってしまうかもしれません。今のうちにとカメラに収めました。

  懐かしいバラの姿をした「アウグスタルイーゼ」。首を垂れるように咲く  「ポールズスカーレット」。小ぶりな花を次々に咲かせる 「ルイーズオディール」見出し写真は、一番濃厚な香りの「ロイヤルサンセット」です。

 バラを育てるのはずいぶん久しいことです。香港に渡ったばかりの30年ほど前、毎春、ミニバラの鉢を買いました。夏を待たずして虫がついて葉も花も無残な姿になりました。他の観葉植物やハーブにも虫が移ることがあります。次の年もその次の年もやはり虫がついて捨てる羽目になりました。あの当時、香港では植物用の殺虫剤など花市にも売っていなかったと記憶しています。それでも毎年ミニバラの鉢を買ったのは、花を売っていたおばあさんが好きだったからです。朝早く家の人の車に乗って、観葉植物や花の鉢を「北角」の市場の路地に下ろします。お店を持たないおばあさんです。お店で売っているものよりお安くて元気な植物でした。おばあさんは雨が降っても1日その路地にいました。売りに来るのは春先から暑い夏まででした。おばあさんが春になってもその路地に来なくなって植木のバラを買わなくなりました。

 この庭にバラをと思ったのは、友人がわざわざ新幹線で持ってきてくださった「モーツアルト」というバラの苗がきっかけです。おうちのバラを分けてくださったものです。まだ小さな蕾でその花には出会えていませんが、私のバラへの気持ちをホイとひと押ししてくれました。庭造りには時間がかかります。焦りません。一つ一つ私の手で植えました。「ルイーズオディール」はちょうど主人がいる時で穴を掘ってもらいました。一雨ごとに根付いてくれるだろうと思います。雨の上がった昨夕、バラのいくつかは花びらを散らしていました。

コメント
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