晴、16度、88%
今月初めに義母の介護度の見直し調査が行われました。現在、要支援2です。この調査が行われる度、立ち会って来ました。なぜか調査の方が来られると義母はハッスルします。みえる前からブツブツと今日の日付などを確認しています。今回の調査の方は今までの方とはちょっと違った質問でした。認知症は年相応と判断なさったと思います。この介護度によって選べる老人施設の範囲が変わります。私の母、義父と介護度の高かった人の施設探しをして来た経験があります。この数年の内に細かな決まりも出来て来ました。
昨日伺った2軒は病院のソーシャルワーカーの方のおすすめでした。病院内のケアマネージャのようなことをする人です。老人介護施設は年々数を増しています。何を基準で選べばいいのか私なりに模索します。昨日の2軒は、「環境はいいけれど建物が古い」「建物は新しいけれどリハビリの施設などが物置になっていて運営の雑さを感じる」ものでした。
新しい建物は大事なポイントです。日々暮らします。トイレやお風呂場の設計、器具も新しく使いやすいものが出て来ています。小さなことですが私はこうして点も見逃さずにいます。病院との連携がどのくらいなのか、働いている職人の方たちの笑顔度も観察。全部満点でなくてもいいのですが、昨日の2軒は考え込みました。
母の時は全部で7軒回ったと記憶しています。しかも全部公共の交通機関を使いました。たった2軒、しかも納得のいかない所に義母を入所させたくありません。本人の義母は主人や私の前では入所を認めますが、病院の職員の方や友人には「絶対に入りたくない。」と言っているそうです。今回はなんと言われようが入所してもらいます。寒さに向かいます。昨年初めのような自宅で意識不明でふた晩も倒れられたらと思うと気が気では有りません。この時のことを母は全く覚えていません。警察、救急車、あんな思いは私も真っ平です。
昨夕からPCの前に座り片端から老人施設を検索しました。アポを取り見学することなど大したことではありません。さあ。また老人施設探しが始まりました。義母を心地よい施設にと願うと多少の苦労はかえって元気になります。介護度の結果が出て、来月中には入所になると思います。
今回の介護認定にみえた区の職員の方から「義理の仲ですから、お大変でしょう。あと一息ですよ。」と声をかけていただきました。こんなこと初めてです。その言葉に肩の重さがすっと溶けて行くのを感じました。