晴、16度、82%
秋という季節、よくお腹が空きます。ご飯が終わってもまだ物足りない。ご飯の後に納豆でもと食べ始めましたが、納豆ぐらいでは収まりそうもありません。又しても冷蔵庫を覗きます。飴色になったカラスミの西京漬がありました。 お酒で塩を抜いて、西京味噌を塗ってふた月です。端を切って納豆の残るお口に放り込みました。私の口で納豆とカラスミがドッキング。カラスミの西京漬は「カラスミ」とは別物に変身しています。ねっとりは変わらないのですが、塩っ気は抜けて微かに味噌の発酵臭がします。ほんのりと甘さを西京味噌からもらっています。そのカラスミが納豆と見事なハーモニーです。
カラスミの西京漬はまだ4分の3も残っています。そこで、パスタに合わせてみました。カラスミの西京漬は冷蔵庫から出してすぐに薄切りにします。最近流行りのすりおろしではしっかりと味わうことができません。納豆は友人の勧めでパックの中でかき混ぜました。友人の言う通り、あの小さな四角のパックの中でうまくかき混ぜることが出来ます。青みはネギではなくシソにしました。 カラスミの断面、いい具合に漬かっていたのが見て取れます。この後フォークで一気に混ぜます。混ぜると言うより和える感覚です。お箸に持ち替えようかと思うような和風のパスタです。
シソが正解、納豆とカラスミの重さをシソの香りが和ませてくれました。お外のお食事でお皿に黄色い小さなものが降りかかっています。カラスミをおろしですりおろしたもの、彩、見た目はいいのですが肝心のお味を感じません。厚切りは重くなり過ぎます。やはり薄切りがいいかと思います。納豆にはちょっぴりオリーブオイルを入れただけ、納豆の味を濃く感じます。カラスミは西京漬にしても塩分があります。お醤油は一滴もたらしませんでした。
カラスミの西京漬半腹、残りは何と合わせてみようかな。