曇、17度、85%
昨年、マキの木の下にふた株の「秋明菊」の苗を植えました。昨年は蕾もつけず、花も咲かせず、そのまま死んでしまうかと心配でした。今年は先月の初めごろに丸いつぼみを見つけました。「いつ咲くかな?」毎日、毎日期待して見つめます。つぼみは膨らみ、その下の茎がすっと立ち上がりました。いよいよです。ひと月以上待ちました。確か、白と赤を植えたと記憶しています。つぼみが緑から赤へと変化し始めます。昨日の朝、咲きました。
菊と名前を持っていますがキク科ではないそうです。キンポウゲの仲間です。楚々とした花姿は日本古来の植物を思わせますが、古く中国から入って来たものです。「貴船菊」など耳障りの良い和名をたくさん持った花です。本来の色はこの濃いピンク。白は改良品種だと聞きました。
秋になり庭に咲く花はポツポツ。 「オキザリス」も咲き始めました。今日は黄色の「オキザリス」も花開きそうです。庭先の「ポットマム」はつぼみがほとんど開きました。 パンジーやビオラを植え付けるまで表の道沿いを飾ってくれています。色付きが思ったほどではありません。おそらく肥料が足りないのでしょう。花が終わると地面に下ろします。
白の「秋明菊」は今年もつぼみすら付けませんが元気です。先日、我が家より山寄りの町を訪ねました。そこのお宅は秋明菊が裏庭にたくさん咲いていました。お玄関にも一輪。我が家の「秋明菊」が大きな株に育つまでどれくらいかかるのかしら、楽しみに待ちましょう。