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年末に使い始めたライオンのナノックス。ちょうどひと月で使い上げました。日本製で、日本では詰め替え用が売られています。香港では、日系のスーパーでも、ナノックスの詰め替え用はありませんでした。そこで、日本に出張した家人に頼んで買って来てもらいました。
香港で、地元のスーパーの洗剤の棚の前に立ちます。詰め替え用が売られているのは、ライオンのトップのの液体と粉石鹸だけです。これは、どちらも中国製。日系のスーパーに行っても、状況はさして変わらず、日本製の、トップの部屋干しに詰め替え用があるだけです。
先日、日本に帰ったおり、ゆっくりとスーパーや薬局の洗剤売り場を観察してみました。日本にいるとあの光景は当たり前なのでしょうが、私はほんとにびっくりしました。台所洗剤からほとんどの洗剤に詰め替え用があります。ないのは歯磨き粉ぐらいかしら?しかも、お醤油も詰め替え用が出ています。
確かに、プラスチックの容器をポイポイと捨てるのはどうも胸が痛みます。まだ使えるのに。このナノックスに替える前の液体トップの容器は、5年近く使ったと思います。ナノックスに替えなければ、まだ使っていたはずです。狭い日本、ゴミ処理の限界だってあります。ところが中国もゴミ処理が次第に大きな問題になっているようです。あの膨大な人口から出るゴミ。地球全体ではどうなっているのかしら?
本当は、水質のことも考えて、化学的でない洗剤を使いたいと考えてきました。香港では、アメリカ製のこうした洗剤が売られています。ところが、お値段が、普通のものの3倍近くします。洗剤は、毎日使うものですから、そう高くては大変です。
私たち主婦にとって、毎日の生活で出来ることを積み重ねて行くことが、少しでも地球のためになると思います。水を大切に使って、ゴミを少しでも減らして、私が出来ることなんてちっぽけですが、この小さな頭を使って考えます。
日本の詰め替え用、あの商品の棚を見ると戸惑いますが、やはり大事なことですね。
ゴミの分別、再利用もやっと動き出したかのような香港です。瓶の分別はまだ行われていません。きれいな、近代化した街の裏にあるゴミや下水の水質、見えないもののようですが、それを作っているは、私たちです。小さくても続けていきましょう。