チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

アボガドオイル

2012年02月23日 | 日々のこと

 ガス、19度、99%

 中華料理で意外に知られていないことがあります。中華料理に使う油は、ピーナツオイルだということです。日本で普段よく目にするサラダオイルは、日本独自のものではないかしら?まして体に脂肪がつきにくいオイルなどというのに至っては、日本しかないと思います。香港にだって、日系のスーパーに行けば、それらのオイルも入手可能です。

 以前私は、世界のあちらこちらのオイルを使って料理をしていました。それがここ7,8年、オリーブオイルをメインにして、オイルの数を減らしました。それはお酢に関しても同じです。

 ちょっと流しの下を覗いたら、減らしても5種類のオイルがありました。自分で作っているハーブオイルなどは除いてです。オリーブオイル、ごま油、くるみオイル、アボガドオイルにインドのマスタードシードオイルです。

 アボガドが大好きな我が家です。アボガドは、日本より香港の方がずっと値段が高く、甘くないからでしょうか、果物屋さんと八百屋さんの両方で売られています。我が家のオイルのニューフェイスが、アボガドオイルです。ニュージーランドのものです。

 まずは、蓋を取って匂いを嗅いでみます。どちらかというと無臭です。無臭ですが、ふわっと、オイルの丸みが残る無臭です。オイルの使い始めは、生でと思いドレッシングを作りました。普通のフレンチドレッシングです。 瓶に注いだところ、バージンオリーブオイルより鮮やかなグリーンに驚きました。合わせたお酢は、日本の米酢です。米酢のまろやかな香りがしますが、口に含むと、アボガドがしっかりと顔を出します。そう、あの濃厚さです。やっぱり、アボガド!と手を叩きたくなります。パンに付けると、オリーブオイルよりは精彩に欠けますが、うまみは十分。ぱさついたお魚のグリルに一滴、これはかなり効果があります。

 炒め物に使ってみました。熱々のパンにタラ~と流しても、やはり香りが立ちません。熱を加えずに食べることを考えた方がいいかもしれません。

 ピーナッツオイルが主流の香港でしたが、最近は、オリーブイオルを買って行く人がずいぶんと増えました。インドでも、台所を見せてくださったベリーさんの奥様から、今は、ギーでなくオリーブオイルを使う人が増えていると聞きました。オイル一つで、料理が新しい顔を見せてくれます。

コメント (4)
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