曇り、13度、80%
家人が、日本からカニ缶を買って来てくれました。カニ缶、香港にないわけではありません。冷凍のアメリカ産やタイ産の缶詰があります。カニですから、決してお安くはありません。でもどうも、匂いが気になります。カニの匂いではなく、味を損ねるような匂いがあるように思います。
家人は出張に行くと、それがどこであれ、忙しい合間を縫って、食べ物、本などを土産に持って帰ってくれます。家人が帰宅する前は、それを見越して冷蔵庫は空っぽにしておく始末です。
さて、2つのカニ缶、 カニコロッケと言う家人。いや、かにスフレよ、という私。2つあるので、かにスフレから作りました。
どちらもベシャメルソースから作るので手間がかかります。かにスフレは、カニコロッケをもう少しゆるくして、そこに、卵白を泡立てたメレンゲを入れて焼きます。このメレンゲの力で持ち上がるわけです。でも、料理のメレンゲには砂糖を入れません。ちょっとの塩だけで泡立てます。滑らかなメレンゲではなく、ボソボソとしています。それを、カニの身を入れたベシャメルソースと合わせて、オーブンで蒸し焼きにします。
お菓子のスフレもそうですが、暖かいうちが勝負のスフレです。オーブンからだして、すぐに食べれるようにしておきましょう。だって、しぼんでしまうのです。
口溶けのいいスフレ、28センチの長径の、ルクルゼのパイ型で焼きました。卵は4つ使います。黄身ももったいないので、ベシャメルソースに入れました。それで、スフレ地が黄色に見えます。ほんとは、ベシャメルソースにエシャロットか、少しの玉ネギを入れるのですが、パグ犬モモにあげようと思い、今回はマッシュルームだけです。
熱々のスフレ、 しぼんでしまうので、お店でもなかなか食べれません。深めのスフレ皿より、浅いこうしたパイ皿で焼いた方が、早く火が通ると思います。