晴、9度、72%
「しいたけ」と「なめこ」の自宅栽培のキットをいただいて3週間が過ぎました。「しいたけ」は水を与えた翌日から発芽(?)しました。一向に変化が見られない「なめこ」でした。つい数日前、気温が急に上がった日の午後、「なめこ」のキットを見るとピカッと光る「なめこ」の茶色の傘が見えました。数は少ないのですが、急成長しました。
もう少し置いたほうがいいのかもしれませんが、待ちきれずに昨日収穫しました。 想像していた「なめこ」より滑りが少ないタイプです。そういえば売られている「なめこ」も茎の長い乾燥タイプと短いズルリとしたもの2種類あります。滑りが少ないタイプは他のキノコ同様に様々な使い道がありそうです。
和え物や「なめこ汁」、ちょうどつみれを作ったので「なめこ」を入れてみました。 新鮮な野菜とはよく耳にしますが、新鮮なキノコと買って来たキノコの違いを経験したことがありませんでした。「キノコ狩り」の経験がないのです。「しいたけ」の時も感じましたが、それぞれの持つ旨味がぎゅっと感じられる新鮮キノコです。「なめこ」で言うならば傘のぬるっとしたところと茎の歯ごたえのコントラストでしょうか。菌類の持つ不思議な美味しさを感じました。この滑りの少ない「なめこ」は自己主張が強過ぎずにいい具合に料理に馴染みます。
まだまだたくさん取れそうな「なめこ」です。「しいたけ」は1回目の分はすでに食べてしまい、2回目の栽培に向けて休ませています。木屑を固めたブロックにキノコ菌を植え込んでの栽培、毎日の変化を見るだけでも興味は尽きません。美味しい歯ごたえの「なめこ」でした。