マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

錦川清流線に乗る(山口県の旅、1)

2013-10-04 | 
89歳の母と25歳の娘と3人で1泊旅行をしてきました。
山口県岩国から乗車した錦川清流線が感動的に美しかったので、
車窓からの風景を幾つか紹介したいと思います。
望遠レンズがないカメラで、おまけに撮るのも忘れて見とれていたので、
記録出来たのは、ほんの一部ですが。

かつていくつもの鉱山があって栄えた地域に、
岩日線と名づけられた汽車が走っていました。
何十年か経ち銅やタングステンがとり尽くされると、
閉山になり、汽車も廃線寸前に追い込まれましたが、
清流線となって甦り、今は1両編成のかわいいけれど立派な電車が走っています。
トイレも付いています。
滝などが見えるところでは案内のアナウンスがあり徐行運転をしてくれます。



まるで絵本の中を旅しているようでした。

山際を錦川に沿って走ります。

山間の田畑も実りの秋です。

桜や栗の木のある小さな駅でちょっと止まります。

こんな駅もあります。

小さなトンネルをくぐると、今度はこんな風景が目に飛び込んできます。
川の中で腰までつかって、アユ釣りでしょうか。
中央左よりの小さな白く見えるのが釣り人です。
川底の岩まで見えます。

また短いトンネルです。
ゴーッと車輪の音がトンネル内に響きます。

潜り抜けると、黄色く色付いた田んぼ。
実った稲に埋もれて稲刈りをする姿が見え隠れしていました。
案山子ではありません。

小さな橋を渡ってまたトンネルです。
トンネルの向こうがもう見えています。

途中下車して歩いてみたいところがたくさんありましたが、
うっかり降りると次の電車は1時間以上、時には2時間以上待たなければならず、
目的地に着くことも帰ることもできなくなりそうなので、
いつかゆっくり計画を練って実行したいと思います。

私たちが降り立った駅「河山」です。
岩日線時代の鉄道の設備がそのまま残っています。
もっとずーっと乗っていたいと思いました。
旅の続きは後日。





コメント (3)
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