昨夜は面白くも無いテレビを見ながら遅くまで栗を剥いていました。
そして寝床で昼間買って来た本を読んで、びっくり!
前から読みたかった『山からの絵本・辻まこと』の絵とエッセイの本ですが、
その中の、
「ムササビ」の章で次のような内容の記述を読んだからです。
山の宿のおばさんが、著者が拾ったムササビの赤ん坊を引き取って育てハッチャンと名づけて可愛がっている、
昼はおばさんの懐の中でまどろみ、
夜になるとハッチャンは、囲炉裏のそばで、虫食いの栗の実を取り除く作業をしている。
ハッチャンが手でつかんだだけでくさった実をぽいと捨てる。
一つ探すとおばさんから南京豆を一つもらう。
おばさんとぼくの議論がけんかごしになったりすると、
作業を休んでこっちに歯をむき出しておばさんに加勢する、、、。

可愛すぎます!
62歳で逝去した「辻まこと」の今年は生誕100年だそうです。
えもいわれぬユーモアは彼の時代の産物でしょうか?
人間を深く見つめる、孤独で同時に暖かな目に、
私の心が共鳴するのを感じました。
人が本を読むのはそのように心が共鳴するモノを本の中に見つけたい。
あるいは、作者の思想や哲学にふれ、この世の真実に近づきたい、
と願ってるからだと改めて思い、本はいいなーと思いつつ。
『山からの絵本』は今の私の心にぴたりときました。

『山からの絵本』辻まこと
ヤマケイ文庫 2013、10
夕食の一品も栗を使って作りました。
ゆで栗を豚の薄切りで巻いて、
照り焼きにしました。
ぽくぽくとした食感が楽しい一品です。
そして寝床で昼間買って来た本を読んで、びっくり!
前から読みたかった『山からの絵本・辻まこと』の絵とエッセイの本ですが、
その中の、
「ムササビ」の章で次のような内容の記述を読んだからです。
山の宿のおばさんが、著者が拾ったムササビの赤ん坊を引き取って育てハッチャンと名づけて可愛がっている、
昼はおばさんの懐の中でまどろみ、
夜になるとハッチャンは、囲炉裏のそばで、虫食いの栗の実を取り除く作業をしている。
ハッチャンが手でつかんだだけでくさった実をぽいと捨てる。
一つ探すとおばさんから南京豆を一つもらう。
おばさんとぼくの議論がけんかごしになったりすると、
作業を休んでこっちに歯をむき出しておばさんに加勢する、、、。

可愛すぎます!
62歳で逝去した「辻まこと」の今年は生誕100年だそうです。
えもいわれぬユーモアは彼の時代の産物でしょうか?
人間を深く見つめる、孤独で同時に暖かな目に、
私の心が共鳴するのを感じました。
人が本を読むのはそのように心が共鳴するモノを本の中に見つけたい。
あるいは、作者の思想や哲学にふれ、この世の真実に近づきたい、
と願ってるからだと改めて思い、本はいいなーと思いつつ。
『山からの絵本』は今の私の心にぴたりときました。

『山からの絵本』辻まこと
ヤマケイ文庫 2013、10
夕食の一品も栗を使って作りました。
ゆで栗を豚の薄切りで巻いて、
照り焼きにしました。
ぽくぽくとした食感が楽しい一品です。
