マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

火山の噴火

2022-01-17 | 自然

山の上部が吹き飛んで、カルデラが出来る、あるいは海の中から島が出現する。

火山の噴火は「生きている地球」を見せつけます。

そして、kmitohさんも書いておられましたが、

大昔に噴火した、と思っている山も、実は噴火したのは、

そんなに昔のことではない、と、ある時知り驚くのです。

 

カリブの「小パリ」と言われていたマルティニーク島のサンピエール市はモンプレー火山の噴火により、

町も住民(3万人とも4万人ともいわれている)もすべて破壊しつくされました。

生き残ったのは、独房に居た死刑囚と、海にいた1~2人だけだったと言われています。

ポンペイの話ではなく、たった150年前のことです。

また、アメリカのセントヘレンズ山が噴火して上部が崩れ落ち、

2970メートルの山が、2549メートルの山になったのは1980年のことです。

世界中の、日本中の、火山がたえずどこかで噴火を続けています。

火山の記事を読んでいると、なんだか富士山もすぐにも噴火しそうな気がしてきます。

 

元号は、天皇が亡くなった、などで変わる場合もありますが、

かつては、瑞雲が現れた、とか、彗星が現れたとか、怪異、戦乱、あるいは今では分からない理由で

新しい元号が定めらることもあったようです。

けれど飢饉、大地震、火山の噴火、疫病で替えられたことも多かったようです。

 

最近は、100年に一度とか、1000年に一度とかの出来事が何度もあって、

不思議な気持ちになります。

 

私は普段どちらかというと小さなものを見ています。

火山とか、海とか・・・何もかも飲みこむ、巨大な規模に圧倒されます。

自然の作る無限の「入れ子」に眩暈がします。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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