今年も、「伊勢大神楽」の案内を載せた回覧板が回ってきました。
「伊勢大神楽」は笛を吹く人を先頭に、獅子2頭を連れ、鉦や太鼓の音も賑やかに、村の家々を回り、
すごい速足で!
あっと言う間に、また隣の村へと去っていきます。
(伊勢大神楽は中部地方、近畿地方、中国地方まで一年かけて回っているそうです。)
下のお知らせも、農村ならでは。都会ではお目にかかれない記事です。
3月からは、冬の間お休みだった、村の寄り合いが始まります。全世帯が参加します。
前年度の決算や、予算の承認、そして率直な意見を出し合います。
その後は、菓子をつまみつつ、お酒を飲みながらわいわいがやがや、
4月からは全世帯参加の草刈り(80歳以上になると免除されます)の後に、お茶(酒盛り)となります。(今は新型コロナの為、自粛中だそうです。)
そこで、何やかやと、話が盛り上がるようです。
かつては、「牛祭り」「虫送り」などの行事もあったそうですが、
今では「道切り」と「百万遍」だけになっています。
毎月の総出の草刈りとその後のお茶(酒盛り)は、小さな村の維持に大切なものだ、と感じます。
こんな風習の残っている所は全国にどれくらいあるのでしょうか?
私が今まで知らなかっただけで、実はたくさんあるのかもしれません。
それとも、今では珍しいのでしょうか?