ヤブミョウガは名前の通り、木陰の藪のようなところに群生し、
ミョウガの葉が大きくなるのと同じ時期に、
ミョウガによく似た葉を広げます。
でも、残念ながらヤブミョウガはミョウガではない。ツユクサ科で、食べられない・・・
残念だけど、薄暗い木陰で、白い花が美しい。
(黄色い蕊が目立つのが雄花)
薄緑色の実は白くなり、やがて紫がかったグレーになって、それがまた美しい。
本物のミョウガ(ショウガ科)もよく繁っていますが、葉をかき分けて地面を探しても、
まだ花穂(食べる部分)が出ていません。
待ち遠しいなー。
冷奴やそうめん、みそ汁などの薬味に、夏野菜の浅漬けにも、梅酢に漬けるのもいい、
夏にミョウガは欠かせません。
早く出てこないかなー。
ミョウガは東アジア原産らしいですが、食べるのは日本だけ、だそうです。(ちょっと驚いた!)
ミョウガの赤い実は、いつかkmitohさんのブログで拝見しましたが、
私はまだ見たことがありません。
みてみたい。
椿の木に着床しているフウランは、低い所にも咲いているので間近に見ることが出来ます。
スミレなどと同じように、花の後ろに蜜を貯めている所があり、
「距」と呼ぶそうですが、すごく長い「距」です。
この長さには何か意味があるのでしょうか?
また、夜になると良い香りを放つことで知られていますが、
フウランの香りは、キンモクセイやジャスミンやラベンダーやジンチョウゲやバラなどの香りとちょっと違います。
焼菓子のような、バニラのような、美味しそうな甘い香りです。