マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

八百屋さん、松阪にて

2023-08-12 | Weblog

久しぶりに松阪に出掛けて、

小さな私設美術館(サイトウ・ミュージアム)に行って、見たかった絵を見てきました。

(「村上肥出夫展」1933~2018、岐阜県土岐肥田生まれ、

+ 昭和初期のシュールリアリズムの画家たちの小品数点)

市役所から、少し横道にそれた場所にある、3階建ての白い倉庫のような美術館でした。

その美術館の右隣は「かまぼこ屋」さんで、

(網戸越しに覗き込むと、飾りかまぼこや、じゃこ天などが並んでいるのが見えました。)

左隣が「魚屋」さん。

その通りの名は「魚町通り」!

よく見れば、果物屋さんとか、八百屋さんとか、菓子屋さんとか、ハンコ屋さん・・・

なんと、昔ながらの商店街がここでは生きていました。

八百屋さんには次々と人が訪れていました。

入口にカゴが置いてあるのは今風ですが、

中に入れば、床に適当に置いた箱の上にざるに盛った野菜が並んでいて、

店の人は、やっぱり適当な場所に、床に置いただけの台の上のレジスターの横で、同じく適当に置いた箱の上に座って、

お金の遣り取りをします。

勿論カードとか、関係ありません。

そして、買った野菜や果物は。手提げの付いたポリ袋に入れて渡してくれたのも嬉しい!

とても心が和みました。

もう一つ、街中に水路がたくさんあって(もちろんコンクリート張りですが)暗渠になっていないのです。

きれいな水が流れています。

少しでも道を広くするために都市では水路や小さな川でさえも、暗渠にしてしまいましたが、

町の中の水の流れの行方、水量、水の汚れが、目で見て分かることは、とても重要なことなのではないかと思います。

松阪は興味深い町です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする