宿田曾浦(三重県度会郡)の、祭りの神輿のご神体は「鰹」!
(女性が担ぐ、カジキマグロの神輿もあるそうです。)
田曽浦は漁港として、かなり大きく、たくさんの舟が係留されていました。
港を出れば、太平洋です。
鰹の1本釣りの遠洋漁業の基地として栄え、かつては鰹節を作る工場などもあったそうです。
志摩辺りでは、一般の人は釣り禁止の港や浜が多く残念ですが、
ここではルールを守れば、釣りもOKとなっていて、ホッとします。
カキがこびりついた岸壁をのぞき込むと、小さな魚が沢山泳いでいました。
港の水深は深そうです。
午後4時ごろ訪れた時には、港は静かでしたが、きっと早朝は賑わうのでしょう。
高い所にお墓が見えます。
港町には、小さな商店が数軒あって、パン屋さんや食堂や飲み屋らしき店も、人の姿もちらほら。
新しい家も古い家も、ペンキで、青や水色やピンクや緑や黄色や茶色などにペったりと塗ってあるのが、珍しく感じました。
ペンキは潮風から外壁を守るためだと思います。
カラフルな色が、この港町を特徴づけています。
港周辺の避難所を示す案内板が方々にありました。
避難階段?
紀伊半島の津々浦々、数え切れないほど、大小の漁港があります。
でもそれぞれが、それぞれの歴史を持っていて、
外から見れば似たように見えても、
実は、どの町も村も個性的で、ユニーク!ということがとても興味深いのです!
福島の事故から12年経っても、溶け落ちた炉心がどこに在るかさえわからない状態なのに、
大地に溶融した核燃料を1ミリも取り出すことさえできないのに、
原発事故の責任を放置し、
生命の源である海へ放射能汚染水を捨て、
更に原発を増やそうとするような人たちは皆、
鰹の神様、鮪の神様、鰯の神様、貝の神様、
クラゲの神様、鯨の神様・・・海のすべての生き物に、
祟られるぞ~・・・