大好きな「アキ・カウリスマキ」の新作映画を京都シネマでやってると知って早速見に行ってきました。(6月15日まで)
アキ・カウリスマキはフィンランドの映画監督ですが、
この映画の舞台はフランスの港町、
登場人物もアフリカからの密入国者やべトナムからの移民、
そしてフランスの人々、
私より先に見てきた娘が「おとぎ話すぎる…」と言うように、
登場人物がとんでもなく善人ばかりで、最後はびっくりハッピーエンドでした。
そのように感じるのは今の日本があまりに荒んでいるからかもしれません。
困っている人に対して「自己責任」などと言って幾重にも辛い思いをさせることをなんとも思わない、
苦しい暮らしをしている人に手を差し伸べるために税金を使うことを「無駄だ」と言ってはばからない。
そのくせ、「つながろう」とか「きずな」だとか口当たりのいいスローガンが大好き。
こんな現実を見ていると、確かに映画はあまりに「おとぎばなし」かもしれません。
でもこの「おとぎばなし」には力があると思いました。
見ているうちに真にやさしいとはどういうことか、
自分もやさしくなりたいという気持ちがわきあがってきます。
個性的な登場人物といつもカウリスマキの映画に登場する犬、
港の様子。シャンソンやロックやブルースやいろいろな音楽、
素敵な映画でした。
『ル・アーブルの靴磨き』予告編
アキ・カウリスマキはフィンランドの映画監督ですが、
この映画の舞台はフランスの港町、
登場人物もアフリカからの密入国者やべトナムからの移民、
そしてフランスの人々、
私より先に見てきた娘が「おとぎ話すぎる…」と言うように、
登場人物がとんでもなく善人ばかりで、最後はびっくりハッピーエンドでした。
そのように感じるのは今の日本があまりに荒んでいるからかもしれません。
困っている人に対して「自己責任」などと言って幾重にも辛い思いをさせることをなんとも思わない、
苦しい暮らしをしている人に手を差し伸べるために税金を使うことを「無駄だ」と言ってはばからない。
そのくせ、「つながろう」とか「きずな」だとか口当たりのいいスローガンが大好き。
こんな現実を見ていると、確かに映画はあまりに「おとぎばなし」かもしれません。
でもこの「おとぎばなし」には力があると思いました。
見ているうちに真にやさしいとはどういうことか、
自分もやさしくなりたいという気持ちがわきあがってきます。
個性的な登場人物といつもカウリスマキの映画に登場する犬、
港の様子。シャンソンやロックやブルースやいろいろな音楽、
素敵な映画でした。
『ル・アーブルの靴磨き』予告編
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