昔、日本の各地に「力比べ」の神事?があったそうです。
「力石・ちからいし」と呼ばれるその石のことを本で読んでいたので、
寺や神社などに行った時に、気をつけて見ているのですが、
ハッキリとしたものは見つけられませんでした。
けれど、ここ(三重県・波多瀬)で偶然出会いました。
昔は、腕や肩や足や腰の力が強いということは、とても大事なことだったと思います。
成人男子なら米俵1俵(約60キロ)ひょいと担いで、
あっちへ持って行ったり、こっちへ持って行ったり、が当たり前。
さまざまな荷を、馬や牛や船に積んだり降ろしたり、
石を積んだり、材木を運んだり、
荷を担いで山を越えて遠くまで行ったり来たり。
現代人とは足の形も、腕の様子も、肩の様子も、随分と違っていたことでしょう。
貴族以外は・・・
現代の日本人は、ほとんど江戸時代の貴族みたいなものかもしれません。
知識がなければ通り過ぎてしまうのでしょう。
おはようございます。
出掛ければ、思わぬ出会いがあるものですね。
この日は「石」でした!
コメントありがとうございます。