『風の影』
カルロス ルイス サフォン著 木村裕美 翻訳
2006年 集英社文庫 上下
http://bunko.shueisha.co.jp/kaze/
10歳の少年がふと手にした1冊の本、
その本の謎を追い少年は、暗く深い人間社会の闇の中に足を踏み入れていきます。
舞台はバルセロナ、
人々をずたずたにした内戦は終わろうとしていました。
第2次世界大戦では中立を保つスペインですが、
独裁者フランコが亡くなるまで続く長い独裁政治のはじまりでした。
物語は幾重にも重なって交差し「入れ子」のようになっています。
登場人物の数も膨大ですが、どの人物も欠かすことができない役回りを持っています。
主人公の少年と一緒にハラハラドキドキしながら謎を追いかけるうち、一気にラストへ。
物語の楽しさを存分に味あわせてくれました。
作者はこの小説を書く前は「霧の王子」など、児童書を書いていたそうですが、
残念ながら、今のところ「風の影」以外日本では翻訳されていないようです。
「風の影」の続編「天使のゲーム」が待ち遠しいです。
翻訳者の木村裕美の解説によるバルセロナの案内地図が
上記のサイトで見られます。
立ち読みもできます。
物語の余韻に浸りながら、PCでバルセロナの写真を見ながら、
世界は深いなー単純ではないなーと思いました。
そして、知らないことばかり!
スペインの内戦のことだって何も知りません。
でも、知らないということは、知りたいことがいっぱいあるというとで、
とても楽しいことだと思いました。
物語や、音楽や絵画が私の教科書です。
カルロス ルイス サフォン著 木村裕美 翻訳
2006年 集英社文庫 上下
http://bunko.shueisha.co.jp/kaze/
10歳の少年がふと手にした1冊の本、
その本の謎を追い少年は、暗く深い人間社会の闇の中に足を踏み入れていきます。
舞台はバルセロナ、
人々をずたずたにした内戦は終わろうとしていました。
第2次世界大戦では中立を保つスペインですが、
独裁者フランコが亡くなるまで続く長い独裁政治のはじまりでした。
物語は幾重にも重なって交差し「入れ子」のようになっています。
登場人物の数も膨大ですが、どの人物も欠かすことができない役回りを持っています。
主人公の少年と一緒にハラハラドキドキしながら謎を追いかけるうち、一気にラストへ。
物語の楽しさを存分に味あわせてくれました。
作者はこの小説を書く前は「霧の王子」など、児童書を書いていたそうですが、
残念ながら、今のところ「風の影」以外日本では翻訳されていないようです。
「風の影」の続編「天使のゲーム」が待ち遠しいです。
翻訳者の木村裕美の解説によるバルセロナの案内地図が
上記のサイトで見られます。
立ち読みもできます。
物語の余韻に浸りながら、PCでバルセロナの写真を見ながら、
世界は深いなー単純ではないなーと思いました。
そして、知らないことばかり!
スペインの内戦のことだって何も知りません。
でも、知らないということは、知りたいことがいっぱいあるというとで、
とても楽しいことだと思いました。
物語や、音楽や絵画が私の教科書です。
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