マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

町誌を読む その1

2024-07-20 | book

25年位前に町が発行した「ふるさとの年輪」という本を読んでいます。

当時、現在の町名になって40年を記念して発刊、町民に配布された本です。

自然、歴史、文化財について、102項目。

2ページずつの読み切りでモノクロの写真や図が入り、

読みやすく工夫されています。

私は今までこのような本を読んだことが無かったので新鮮です。

でも、きっと、何処の町にも似たような冊子があって、

色々なことがたくさん書いてあるのだろうなと思いました。

 

その本の中から「へ~」と驚いたことなど幾つか記します。

いつも利用する松阪と伊勢を結ぶ道路(県道)は、とても真っ直ぐで便利な道路です。

電車(関西急行伊勢線)が走っていた跡地を道路にしたそうです、

が!なんと「ただ」の道路ではなくて、日本で最初の「有料道路」だったのです。

櫛田橋(櫛田川)から渡会橋(宮川)まで10,6キロ、道幅は7,5メートルで、

当時としては広い道幅だったそうです。

昭和28年のことです。

通行料金はバス250円、普通自動車180円、小型自動車130円、

原付自転車40円、リヤカー、自転車40円!だったそうです。

観光バスが増え始め、やがて年間関係費を差し引いても1500万円の利益を上げるようになったそうです。

しかし近隣住民からが不満があり、無料化を要望、昭和42年に、建設費の償還を終え無料になったそうです。

かつては集落と集落を繋ぐ道がたくさんあっただろうとはいえ、自転車やリヤカーからも徴収するとは驚きましたが、

多分抜け道もいろいろあったんだろうな、なんて思います。

上の写真は当時の「絵葉書」だそうです。ネットからコピーしました。

バスが延々連なっているのが謎

 

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