マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

初四国(その15終):特急「うずしお」

2010-08-12 07:29:00 | 特急型気動車
おはようございます。

昨夜はアップしないうちに寝てしまったので、出掛けの一発です。
長きに渡りお伝えして参りました四国シリーズ。若干アップしていないネタが残っていますが、ここで一旦終わらせます。

最後は高徳線の特急「うずしお」です。

※撮影は、全て平成22年7月25日です。



高松駅付近にて 「うずしお1号」

撮影ポジションを選ぶ前に来てしまったので慌てて撮った写真。構図がメチャクチャですね。N2000系は、「うずしお」限定運用です。



高松駅にて 「うずしお3号」

高松駅付近での撮影が終了、朝食後に一服して高徳線の普通列車に乗り込みます。
隣の番線には、既にこの日2本目となる「うずしお3号」が待機。我々の乗る普通列車に先行して出発して行きました。
右側に怪しいオジサン2人が写っています(笑)。



オレンジタウン~志度間にて 「うずしお8号」

本日最大の目的、四国での撮影のメインの一つとなっていたキハ185系使用の「うずしお」。余剰車がJR九州に売却されて久しく、数もJR当初よりかなり減らしてしまった貴重な車両となっています。
こちらも2両編成とは寂しいですね。



オレンジタウン~志度間にて 「うずしお5号」

この区間では、比較的近い時間にキハ185系の「うずしお」が交錯します。
この列車は何と4両編成!と思ったら、アンパンマン列車が増結されていたのでした。




同じくこちらは後部を欲張って撮影したもの。
最後部車は、塗装がJR塗装となって間もない頃の仕様となっています。こちらの方が私的には自然に見えます。



「うずしお」のアンパンマン列車を運転する際のみ、専用のヘッドマークを取り付けているようです。私的にはどうでも良いことですが、滅多に行けない四国で意図せずに記録できたことは素直に嬉しく思います。

特急列車である必要性が薄い高徳線ですが、今では急行列車が絶滅寸前であり、やむを得ないところでしょうかね。老兵キハ185系にもしばらくは頑張ってもらいたいものです。

長い間お付き合いいただきありがとうございました。四国ネタは以上で終了いたします。
なお新シリーズ等はありませんので、また日常か過去ネタからのアップとなります。

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初四国(その13):特急「しまんと」

2010-08-10 00:30:00 | 特急型気動車
こんばんわ。

前回の『初四国(その12):特急「南風」』の続きですが、一部のマニアックな方からウケたようで嬉しいです。

今日は特に関連が無いのでそのままの続きです。

経緯は前記事でご紹介の通り、元々「南風」として誕生したスジが瀬戸大橋の開業に伴い、「しまんと」と名を変え現在に至ります。
岡山から「南風」と併結する関係もあり、2000形気動車の短編成の設定が特徴ですね。

※撮影は、平成22年7月25日です。



高松駅付近にて 「しまんと3号」

高松駅を発車した「しまんと3号」。この時点では3両編成ですが、後に岡山からの「南風」と併結され、やや特急列車の面目を保った編成となって高知・中村を目指します。



国分駅にて 「しまんと7号」

こちらは何と2両編成。まあ、山陰辺りでは当たり前に存在するので今では驚くほどでもありませんが、首都圏の14連や15連という列車と比較してしまうと、とても特急列車とは認めたくないような存在ですね。
でも、JR四国も自家用車やバスと言った強敵がいますので、仕方の無い状況なのでしょうね。

日本三大清流に挙げられる「四万十川」も、もとは「渡川(わたりがわ)」が河川法上の正式名称だったらしいですね。平成6年7月25日に正式に「四万十川」と改名されたということで、法律上の河川名が変更されたのは初めてらしいです。まだ最近のことだったんですね。

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初四国(その12):特急「南風」

2010-08-09 00:30:00 | 特急型気動車
こんばんわ。

また四国ネタに戻します。と言いましても、岡山ネタの続きでもあるわけですが・・・。

「南風」と言えば、まず思い浮かぶのが太田裕美さんの『南風』

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ですね。

キリンオレンジのCM・・・
『きぃ~み~はひ~かりの~、オ~レンジギャルぅ~♪』


じゃなくてですね、やはり中森明菜の『サザンウィンド』が良くって・・・


と言うことではなくて。

前回ご紹介いたしました「しおかぜ」と同じく、キハ181系により登場した四国初の特急列車です。もちろん、当時の土讃本線としても唯一の特急列車であり、1日1往復のみ設定された特別な列車でした。
瀬戸大橋の開業により、やはり「しおかぜ」と同様にその役割を新幹線からの連絡列車とし、運転区間を岡山に振られています。旧「南風」のスジは「しまんと」に存置され、四国内で併結運転を行っているのも「しおかぜ」「いしづち」の例と同様です。
違っている点と言えば、土讃線はほぼ全線に渡り非電化となりますので、電車の設定が無いことでしょうか。

※撮影は、平成22年7月25日 岡山駅にて。




岡山発の「南風11号」です。

先頭は非貫通型の2000形です。半室グリーン・半室指定席であり、昔風に表記すればキロハになるわけですね。




じっくり見る間もなく発車していってしまいました。後部は増結が可能な貫通路付きの2100形です。

「しおかぜ」も「南風」も共通して言えますが、編成の長短に関係なく、四国内で併結があったり無かったり、喫煙ルームつき車両が連結していたり居なかったり、あらかじめ時刻表で念入りに編成を調べておかないと、とても複雑怪奇でわかりづらい列車です。
昔のように、キハ181系のみ、グリーン車連結、食堂車なし、といった単純明快の方が利用しやすそうです。

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初四国(その8):特急「いしづち」

2010-08-03 00:36:00 | 特急型気動車
こんばんわ。
ちょっと帰りが遅くなってしまったのですが、ブログ村のマイページに接続できなくて参りましたね。皆さんの更新状況が分からないわ。

さて、四国シリーズも8回目となります。やっと特急列車のネタに入ることが出来ます。四国特急シリーズの最初は特急「いしづち」です。

国鉄時代は四国の特急といえば「しおかぜ」と「南風」だけでした。分割民営化後に瀬戸大橋が開通し、岡山から松山・高知の系統と、従来どおりの高松から松山・高知の系統を名称的に分割したため、ここに「いしづち」と「しまんと」が誕生します。

国鉄時代を通して四国に行ったのは初めてですので、雑誌など見て存在は知っていましたが、特急「いしづち」に逢うのも初めて、仕様車両を見るのももちろん初めてです。

※撮影は、全て平成22年7月25日です。





高松駅にて 発車を待つ「いしづち13号」

今回この列車をチョイスしたのは、もちろん、アンパンマンつながりです。
2両編成で、2両とも思いっきりアンパンマンです。
以前、テツハハさんもおっしゃっていたと思いますが、出張で背広着てこの列車には乗りたくないですよね。まして、車内がアンパンマンだらけだったらシャレになりませんよね。
2000系気動車でたった2連の特急です。



高松駅にて 「いしづち5号」

この列車を撮っていたのをすっかり忘れてしまいました。電車特急で何かな?と思っていたのですが、こちらも「いしづち」だったんですね。
今時1つの名称で電車と気動車が混在するのは珍しいですね。かつては「しなの」や「にちりん」などごく一部で見ることが出来ました。
しかし、何か地味で精彩がない感じに見えますが・・・。



国分~讃岐府中間にて 「いしづち21号」

撮影地で移動してる間に出くわしてしまいました。この区間で唯一変化のある列車だったのにタイミングを逸してしまいました。

今まで興味の範疇ではなかったので、「いしづち」に電車が充当されているのも知りませんでしたよ。ヘッドマークも付いていないし、スタイルはともかくとしても、色彩は何かパッとしない感じがします。

それと、アンパンマン列車・・・何も言うことはありませんね。

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初四国(その7):「瀬戸大橋アンパンマントロッコ号」

2010-08-02 01:39:00 | 特急型気動車
こんばんわ。

色々やっていたら遅くなっちゃいました。もちろん、今日も仕事なので、ちゃっちゃと仕上げます。

四国ではあまり目ぼしい臨時列車というのはないのですが、その中でも奮闘しているのがトロッコ系の列車。昔から四万十川沿いに走る「清涼しまんと号」とかは有名ですがね。今は子供の集客を見込んで「アンパンマン系」で攻めているのがJR四国です。

まあ、写真撮影に専念する我々にとっては、アンパンマン如き子供騙しに引っ掛かる訳には行かない(JR四国さん、失礼!)のですが、トロッコの相手方となる動力車が国鉄形キハ185系のしかもリバイバル色となれば話は別。形式写真でも良いから1度は逢いたいと思っていました。しかし、予想に反し、何度も逢ってしまうことになるとは思いませんでしたね。

※撮影は、全て平成22年7月25日です。



高松駅付近にて

「サンライズ瀬戸」の撮影を終え、高松駅に向かって歩いていたところ、背後から襲われました。発車までかなり時間があるのですがね。



高松駅にて

敷地外から一番近い番線に停車していたので、停車中のところをじっくり撮影しようと思ったところ、突然発車して来てしまいました。どうも早めに基地から回送され、構内留置線に一旦引き上げて待機するようです。
国鉄末期の姿に戻された、四国唯一の国鉄形特急車両。登場時は北海道のキハ183系500番代に比べカッコ悪いなぁと思いましたが、今こうして見ると、国鉄時代の良い味を出していると思います。




一緒に連結される曲者がコレ。「アンパンマン」をコレでもかっ!てくらいにアピールしたトロッコ車両です。どうでも良いと言いたいところですが、こちらも2両のみの希少な車両です。



岡山駅にて

岡山からの帰り道、「マリンライナー」の乗車待ちをしていたら、何気に近くに停まっていました。列を離れられないほど混んできたので、じっくり見ることは出来ませんでした。





国分駅にて

もう逢うことはないだろうと思っていたら、途中下車して撮影、引き上げた際の乗車待ちをしていたところ、なんと追いつかれてしまいました。
不用意だったので、どうでも良いアングルになってしまいましたけど(笑)。

ところで、この「瀬戸大橋アンパンマントロッコ号」は、停車駅が少ないのに普通列車扱いなんですね。「快速」の冠詞が付いていません。さすがに同線をスピーディーに走る快速「マリンライナー」とは所要時間が2倍も違ってしまいますので、それを意識して「快速」としていないのでしょうかね。他のJR各社では、普通列車に抜かれるSLでも「快速」を名乗っているんですけど(笑)。

思ったんですが、瀬戸大橋を高速で走ってしまうと20分も掛からないんですよね。そういう意味では、オープンで時間を掛けて走る同列車が、瀬戸大橋では最高の観光列車ではないかと思うんですよ。ただね、おっさん3人で指定を取って乗るのには相当な勇気・覚悟が必要ですな(笑)。ハハハッ!

まあ、全然計画していなかった割に、あまりキレイには撮れませんでしたけど、押さえることが出来て、行った甲斐がありました。

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