今日は久々のキハ183系をお届けしようかと。
北海道ではこのところの寒気の影響で、かなり雪が降っているらしいですね。都心ではやっと紅葉が落ち着いてきた頃ですが、日中は結構暖かかったりして、とても雪が降るような感じではありません。
そんなところで、写真だけでも北海道の寒さを体験していただきましょう。
特急「北斗」は、函館~札幌間を室蘭本線・千歳線経由で結ぶ幹線特急です。
最初はキハ80系で運転されていましたが、キハ80系全廃により183系化されています。登場当初、一時期キハ56系を使用したニセモノの「北斗」も走ったそうな。
北海道では、キハ80系を最後まで使用していた特急は「おおとり」でしたが、これは定期特急の話で、臨時を含めるとこの「北斗」がフィナーレを飾っています。
「北斗」にキハ183系が導入されたのは、「おおぞら」「北海」「オホーツク」に続く4番目で、昭和58年6月のことでした。気動車特急としては随一の幹線特急であるにも拘らず導入が遅れたのは、おそらく運転本数が多かったからではないかと思われます。
その後、昭和61年には改良・貫通型の500番代が投入されますが、「おおぞら」への投入が優先され、何故かまたここで「北斗」は憂き目に逢ってしまいます。
今日アップするのは、そんな憂き目に逢っていて、0番代ばかりが運用されていた時代の「北斗」の写真です。
昭和62年12月13日 函館本線 大沼~仁山間にて
国道5号線と平行して走る函館本線。これから一気に山を下りて、「北斗」は終点函館を目指す。
昭和62年12月13日 函館本線 大沼~仁山間にて
左の雪原は大沼。遥か遠くに駒ケ岳を望みながら、一路札幌を目指す「北斗」。
昭和62年12月13日 函館本線 大沼~大沼公園
むかしからの定番撮影地。これから駒ケ岳の裾野を回りこんで、森へと向かう。
昭和62年12月13日 函館本線 大沼~仁山間にて
大沼駅を通過し、複線区間を加速する「北斗」。
このキハ183系自体が当時の国鉄車両としては奇抜なデザインでしたが、500番代の登場に合わせて塗色変更され、なおさら奇抜さに輪をかけることとなりました。
この塗装、正直キライです。特に、雪が積もっているときにこの白ベースはなんとも映えません。
冬の北海道での撮影は、本当に厳しいものがあります。実際に撮影しているときは、景色がきれいとか言っている場合ではありません。しかも本数が少ないので、待っている間に死んでしまうのではないかみたいなことを考えたこともありました。
どうでしょう、極寒体験できたでしょうか?
北海道ではこのところの寒気の影響で、かなり雪が降っているらしいですね。都心ではやっと紅葉が落ち着いてきた頃ですが、日中は結構暖かかったりして、とても雪が降るような感じではありません。
そんなところで、写真だけでも北海道の寒さを体験していただきましょう。
特急「北斗」は、函館~札幌間を室蘭本線・千歳線経由で結ぶ幹線特急です。
最初はキハ80系で運転されていましたが、キハ80系全廃により183系化されています。登場当初、一時期キハ56系を使用したニセモノの「北斗」も走ったそうな。
北海道では、キハ80系を最後まで使用していた特急は「おおとり」でしたが、これは定期特急の話で、臨時を含めるとこの「北斗」がフィナーレを飾っています。
「北斗」にキハ183系が導入されたのは、「おおぞら」「北海」「オホーツク」に続く4番目で、昭和58年6月のことでした。気動車特急としては随一の幹線特急であるにも拘らず導入が遅れたのは、おそらく運転本数が多かったからではないかと思われます。
その後、昭和61年には改良・貫通型の500番代が投入されますが、「おおぞら」への投入が優先され、何故かまたここで「北斗」は憂き目に逢ってしまいます。
今日アップするのは、そんな憂き目に逢っていて、0番代ばかりが運用されていた時代の「北斗」の写真です。
昭和62年12月13日 函館本線 大沼~仁山間にて
国道5号線と平行して走る函館本線。これから一気に山を下りて、「北斗」は終点函館を目指す。
昭和62年12月13日 函館本線 大沼~仁山間にて
左の雪原は大沼。遥か遠くに駒ケ岳を望みながら、一路札幌を目指す「北斗」。
昭和62年12月13日 函館本線 大沼~大沼公園
むかしからの定番撮影地。これから駒ケ岳の裾野を回りこんで、森へと向かう。
昭和62年12月13日 函館本線 大沼~仁山間にて
大沼駅を通過し、複線区間を加速する「北斗」。
このキハ183系自体が当時の国鉄車両としては奇抜なデザインでしたが、500番代の登場に合わせて塗色変更され、なおさら奇抜さに輪をかけることとなりました。
この塗装、正直キライです。特に、雪が積もっているときにこの白ベースはなんとも映えません。
冬の北海道での撮影は、本当に厳しいものがあります。実際に撮影しているときは、景色がきれいとか言っている場合ではありません。しかも本数が少ないので、待っている間に死んでしまうのではないかみたいなことを考えたこともありました。
どうでしょう、極寒体験できたでしょうか?
2枚目のお写真は、私が先日「北斗」を撮影した場所と、いくらも離れていませんね。
大沼駅からは離れていますが、もしかして徒歩で移動されたのでしょうか?
晴れていれば、余計に冷え込みも強い北海道、冬の撮影は道産子の私でも
過酷だと感じますが、よくぞ撮影されたと思います。
この当時のスラントノーズのキハ183系の塗装は、冬の撮影者泣かせだったんですね。
とはいえ現在はもっと白ベースの塗装になり、冬の撮影は、私には本当に難しいです。
でもこの車両も貴重な存在となりました。特にスラントのオホーツクは
私には、とてもとても思い出深い車両で、夜行は帰省によく利用しました。
こちらまでコメントいただきありがとうございます。
最後に北海道に行ってからかなり長い年月が経ってしまいました。その間に、当時は新しかったキハ183系でさえ貴重な車両になってしまったんですね。
この塗色、500番代には非常に合っていたと思いますが、スラントノーズには中途半端な感じがしました。標準色の方が合っていましたね。確かに、こうして写真で見ると、雪の反射率と全く同じような発色をしていますね。曇りだと、空と雪に完全に同化してしまいそうです。
C623が復活するまでは、北海道へ訪れたのが1回を除いて冬ばかりでした。高校時代から、「冬の北海道」が人生のテーマみたいに思っていましたので、渡道のときの気合いはハンパではありませんでした。
最初の頃は寒く感じますが、不思議なもんで、2日くらいすると寒さに慣れてしまうんですよ。あまり厚着をしていると、移動中なんか暑くなって防寒着の前を開けて歩くなんてこともしばしば。
現地の人に「むしろ北海道の人間の方が寒がりなんですよ。二重窓にして、部屋ではガンガンにストーブ焚きますからね。」なんて言われたこともありました。内地の人間の方が、季節に無頓着かもしれませんね。(笑)
それもフィルムが悪いのか、現像が悪いのか粗くなってしまってます。
駒ケ岳を入れて撮ってみたい場所ですね。
やはりここは冬~春に掛けて駒ケ岳をバックに撮ると良い場所ですね。歩いても片道30分あれば十分カバーできますから、歩兵隊でも行動できます。ただ、店が無かったような気がするので、食料・飲料の調達は予め必要かも?でも、今ならコンビニくらいはあるのかな。