9月5日(木) (クレタ島・イラクリオンからハーニァへ)その2
土産物屋に入ると美しく安いアクセサリー、革製品、
布織物が並び、どれも興味を引かれたが、
これからの行程を考えると何も買えない。
ある店で水槽の中に足を入れている母子三人を見た。
ああ・・・これはいつかテレビで見たことがある。
足の皮膚の角質を魚に食べてもらって、美しくするのだ。
私もしてもらいたいな・・・・と思ったが、何となくためらった。
そして、今も実行しなかったことを後悔している。
ここから2~3分で海岸、ヴェネツィアン・ポートに出た。
湾内を巡るボートが並び、何ヶ所かに客引きの看板が立っていた。
その中の一つに声を掛けられ、
5時から6時までの1時間、乗ってみることにした。
私達は島巡りをするのかと思っていたら、そうではなく、
沖の方の水深3メートルぐらいの所まで行き、
そこで潜って遊ぶのだと言う。
お客は全部で8人。
目的地に着くまでの間、船長が舳先に乗って舵取りの方向を指で示し、
小さな男の子が舵を握って拍手喝采を浴び、その子の母親も挑戦。
次に私も、夫も船長さんになって、とても楽しいひとときだった。
目的地に着くと、中の若い二人がシュノーケルと
足ひれを付けて船長と共に海に入っていった。
船長は船の下で撒き餌をし
グラスボードの下にたくさんの魚を集めたり、
ウニやヒトデ、タコを捕ってきて、我々を楽しませてくれた。
もちろんショウーが終れば全部海中に戻す。
この辺りは小さな魚やタコしかいないようだった。
日本のどこかの観光地で見かけたことがあります。
おもしろそう・・でもくすぐったそう。
経験していたら、くすぐったいかどうかお教え出来たのにね。