蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

夢が叶った。かなり身近な夢。

2018-03-19 | 日々のこと
直近のブログに書いた夢のひとつ。
見逃した映画を観る!

夢は願えば叶うことを実証した。
昨日、朝、起きるなり、隣の部屋で寝ている娘に、「映画行かへん?」
いきなりのわたしからのお誘いに、娘は「いいよ」。

タイトルも聞かずに承諾するって、どうなん?と思ったが、よし!行こう!と、早速、プランに取り掛かった。

近所の映画館の第一回目上映時間を目指した。
午後からは予定があり無理なので、午前をはずすと、見逃すことになる。
「何時のを観たいの?」と問われ、時間を娘に告げると、あと10分以内に用意できなかったら、あきらめろ、と言われた。

そこから必死。
パジャマ、髪ボサボサから出かけるまで、いつもなら30分かかるところを10分で!を目指した。

どうにかこうにか、右の靴と左の靴は同じペア靴で(最近は、わざと違う靴を履くのが流行? 年配がやると、痛すぎてシャレにならない)
車のキーを片手に家を飛び出した。

映画は、R15指定なので、じつのところ、娘と見るとバツが悪い。
際どいシーンがガンガン出てきたらどうしよう、とは思っていたが、R18ではないので、まあいいかと。
アカデミー賞候補作の「シェイプ オブ ウォーター」。

わたしは、分厚いガーゼのハンカチが、鼻水(花粉症真っ只中)と涙でしっとり半濡れ状態に。
娘に、終わった後、「泣くポイントがわからない」と言われた。
じつは、映画が始まる前から涙が、ひとしずく。
きっと花粉症の影響だろう。

出発にドタバタしたものの、夢が叶い、とても満足した。
近所に、こんなに夢を満たしてくれるところがあるなら、ぜひ、老後の楽しみに活かしたい。
近所のスーパー銭湯のノリなんだろうが、わたしはスーパー銭湯はあまり好きではない。
今回は急な誘いに2.5メートル先から乗ってくれた娘がいたから実践できた。
あれで乗ってくれなかったら、グズグズして、時間アウトで観ることができなかったかも知れない。

時間の読みがちゃんとできる人物と行くと、計画は成功する傾向にあるようだ。
計画性と意思の強さ、というよりは、わたしの場合、ノリと、偶然性と、ヘルパーさん、というかんじだろうか。