蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

100のやりたいことリスト

2023-03-04 | わたし
若いっていいなあ。
枯れ気味のわたし。
顔の皺が深いが、年相応。
美容整形する気なし。

料理家の栗原はるみさんが、昨夜、Eテレ(NHK教育TV)に出ていた。
夫の栗原玲児さんが亡くなって4年。
何をするにも一緒だった夫亡き後は、落ち込みが激しかったとのこと。
そこに息子さんが「100のやりたいこと」を書き出してくれたらサポートするよ、との提案をしてくれたらしい。
良い息子さんだ。
75歳の栗原さんの残り時間は、若い人より短い。
何がしたいのか、、、自分と向き合う。
最初は50個ぐらいしか思いつかなかったそうだ。

さて、わたし。 
100のしたいこと、、、何だろう?
ふと考えた。
ふと考えても思いつかない。
なので、じっくりしっかり考えた。

わたしは別に何のプロでもないし、キャリアもない。 
得意分野もない。
さらに承認欲求がない。
しかも最近は枯れ気味。
そして、子供や孫の生活には口出ししない主義。
友達は極端に少ない、非社交家。
目立つのが大嫌いな、消極的で大人しい性質。
食べ物にはほぼこだわらない。
が、不味いものは不味いと感じるし、美味しいものは美味しいと感じる。
良いものは良いと感じるし、良くないものは良くないと感じる。 
自分なりの基準もある。

さて、何がしたいか??
ファッション、美容、、、は、卒業。
グルメ、旅、芸術系娯楽など、、、は、そこそこ好きにやってきた。
趣味のダンスは邁進中。
時々単発で突然、孫守りミッションが舞い込んで来る。
(両親が共働きのため)
身軽な身にしておかないと、ミッションは果たせない。
自発的にしたいことはほとんどなく、周りの人々のしたいことに誘われて付き合うことになる。
受け身ではあるが、声をかけられ一緒に行おうとリクエストされると引き受けていたら時間がすぐに経つ。
天国に行くまでの待ち時間のようなかんじか。

無理やり、やりたいことを考えるなら、
孫との旅行か。
女子チームと男子チームは行き先やテイストが違ってくるだろう。
女子チーム3人は、旅行に行く時は孫たちは10代後半から20代前半。
男子チームも、やはり同じ頃。
つまり、今から10〜15年後。
ばあちゃんの冥土の土産旅行に付き合ってもらう。
わたしは旅行が、健康で不安なく楽しめる、最後あたりの年齢か。
一緒に行く最後の旅行の前に、孫たちが小さい時代に思い出を重ねておきたい。

あ、やりたいことが閃いた。
今、この時間を大切に過ごしたいこと。
自分本位で時間を使うこと。
お世話するのも思い出を積み重ねる一環である。
なにも将来のために今、恩を売っておくとかのためではなく、
そのうち、お世話される側に転じた時に、後悔がないように。
自分が出来る間に、自分の出来ることをしたい。
自分がそうしたいから。
そう考えると、今、一瞬一瞬が大事。

自分がしたいことは、突然浮かんで来る。
その時に、思い浮かんだことが出来るよう、常に身軽でいたいなあと。
重いものを背負わず、一日一日をあっさり行きたい。
自然体で行きたい。
50個も100個も、やりたいことは浮かばない。
が、毎日、淡々と過ごし、その時その時にやりたいと思ったことが出来る、そういう毎日を送ることが、やりたいことかなあと。

具体的なあれこれは、思い浮かばない。
しかし、計画しないと実行できない。
今はまだ計画といっても、ミニミニ旅行ぐらい。
だが、具体的には動いていない。
今が楽しいので、このままキープできたら良いが、そういうわけにはいかない。
それを思うと、少しブルーになる。

それとは別に、実は、こころに秘めたやりたいことがある。
文字にしてしまうと、あっけなく、小さな小さな思いなので、あえて書かない。
何も隠す必要もないのに肝心な部分がこんなだから、わたしのブログはスカみたいで面白くない。