蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

日本からパリを見て

2024-07-28 | 無題
gooアプリが動いた。
動かなくなった朝から6時間後。
焦って「動かない」と、記事にアップしてしまったではないか。
まあいい。

しばらく放置していた。
で、気を取り直してもう一度、一からやり直してみた。
で、ビクとも動かなかった原因は、、、スマホでWEB散策や、何度もSNSをうろうろ行ったり来たり、思いついて調べ物などをしたり、いくつもいくつも、あちこち窓(タブ)を開けっぱなしにしていた。
画面の下に画面がいーーっぱい、幾重にも幾重にも重なって、ほったらかされていた。
だれだ?
こんなに行儀の悪い、後始末をしない奴は?
はい、わたしです。
なんと初歩的ミス。 
しかしまあ、これだけ大量のタブを開きっぱななしにしていたら、そりゃあアプリも音を上げる。

その初歩ミスに対して、gooだけが不平不満ストライキを起こし、固まった。
他のアプリは平気なのに。
というか、他が丈夫過ぎる?
突然の骨折は、軽い捻挫に過ぎなかった。
捻挫にも及ばず、おっとっと、と蹴つまずいて転びそうになっただけだった。
やれやれ。

ちなみに、パリ、混乱しているようだ。
たかだか普通の日の新幹線(日本)だけでも、今週アタマは私的には、ものすごく振り回された。
わたしのスケジュールに大きな狂いが生じた。
世界が注目する、あらかじめ日時が決まっている大イベントを控える警戒体制は大変なものだ。
責任者の緊張感は想像に難くない。
ピリピリ、ピリピリ。
TVニュースにフランスの国鉄や五輪責任者たちが、ちらっと現場でマイクを向けられていたが、わたしの目には、眉間にシワを寄せるわけでもない、ゆったりした余裕の表情に見えた。
が、怪我人など出ず、何も起こらなくて良かった。

王妃の首を抱えて歌う演出に、TVの向こうの日本人は度肝を抜かれたようだ。
王妃を断首した上に、あの神経はいったいどうなっているのだろう。
他国への、わかりやすいアピール?
古いもの、伝統を一旦リセットして、新しいものを生み出す姿勢?
過去に固執しない、柔軟性?
斬新なクリエイティブ精神?
民意反映、ストライキの国。
混在する人種。

日本で例えると、明治維新の前夜、将軍一家、お家断絶、その最期の残酷な様子を国民にショーアップして見せるようなものか?
(平和的、無血のクーデターだったようだが)
それに比べると、最後の将軍、徳川慶喜さんは、明治以後、長生きして、大正時代まで、素晴らしいリッチで文化的余生を送った。
次々と西洋から取り寄せた新しいものに触れ、使い、謳歌していたと見られる。

第二次世界大戦終決における天皇への扱い然り。
(戦勝国と話し合われた結果もあってだそうだが)
日本とは、全く文化が違うように感じる。
ヨーロッパは陸続きで、しかも、クロマニヨン人というと、わたしはすごく強い肉食イメージを描く。
「魚」対「肉」。今は、「草」対「肉」?
平和な島国日本に暮らしていると、想像できない、ということ。
今でこそ、インバウンド観光客が押し寄せ、嫌というほど日本のあちこち各地で、ガイジンさんを見かけるが。
観光を主要産業にしなければ、今後、日本は持たないのかと思うと悲しいやら残念やら、生きていくには協力しなければいけないのやら。
これは、わたしは急激な変化に着いていけない老人の類に足を突っ込んでいるのだろう。

海外に出ていかなくても、向こうからやってくることは、不思議でもあり、恐怖でもある。
黒船来航、いやでござんす(1853)ペリーさん。
開かれた日本は、明治維新以来??
良いことばかりではないが、お金を落としていってくれるなら、仕方ないか、、、と、やたら消極的、非協力的、ペシミストである、保守的田舎モンのわたし。
遠慮なくドカドカ大量に、というのが、わたしは苦手なのだ。
ヒト、モノ、情報のボーダレス移動、国際化。
グローバル化の波の到来が謳われたのはもう何十年も前。30年前?50年前?
あれから随分時が経っている。
賃金の高い外国に日本から若者が出稼ぎに行く時代になっている。
円の弱さを実感する。
とは言うものの、急激に世界舞台にのし上がった日本だったが、明治の前、江戸時代のように、今よりずっと少ない人口で、細々やって行けたらよいかな、などと思ったりする。

地球温暖化は、先進国の責任が重いと言われている。
電力に過度に頼らず、自然エネルギーの力を借りながら暮らせるようになりたいのが、わたしの理想。(無理を承知で書く)
もうここまで来れば、エアコンの力を借りなければ生活出来ないのだろうけれど、「我慢せずにエアコンをつけて涼しい部屋でお過ごしください」とTVでは呼びかけるばかり。
対症療法ではなく、根本治療が必要だ。
が、太陽や雨量を調節したり、天候を変えるわけなはいかない。
「自然」と「人間」。
攻防の知恵が必要だ。

というか、平均寿命が伸びているのは、嬉しい幸せなことではあるが、そうとばかりは言っていられない側面もある。
だがしかし、政治家や学者は、発言を一部分だけ切り取られて報道されることがあるため、誤解を受け糾弾される場合がある。
公人は、発言には十分注意しなければならない。
大変だ。