アタマの中は桃源郷ではなく温泉郷

「何にも考えてない顔を、うんと考えて、してみて下さい」
と、要請されたら？
どんな顔をする？

「無意識状態を意識的にしてみて下さい」
と、要請されたら？

これって、座禅に通じるらしい。

わたしは、「無意識」を褒められることがあり、たいして考えないで進んだ道が最善の道だったりする。
逆に、こうしよう！と考えてやったことは、ぼろぼろ。
失敗ばかり。
これは、喜ぶべきか、悲しむべきか。

おそらく自然の流れに身を任せているのだろう。
ただし、良い流れと悪い流れ、良い流れを作る人と、悪い流れを作る人を無意識に選別しているようだ。
自分を幸せにする人にしか近寄らないと思われる。
不幸せにしそうな人には、なぜか自然に縁が切れている。
ただし、意識的にやると、ダメみたいだ。
頼りになるのは、自分の嗅覚のみ。

最近は、開き直って、なんにも考えないようにしている。
というとカッコいいが、実は脳ミソが緩んで、温泉状態の気持ち良さを知ってしまった。
ただし、現実を諦めた上に築かれる、実現不可能の仮想の桃源郷ではない。

難点もある。
自分の思いを人に伝えると、家族を含め、ほとんどの人に、めんどくさがられる。
なので、最近は、気持ち悪い不気味な、独り言おバアさんに、なっている。
ただし、1人の時。
誰かいる時にそれをすると、完全におかしな人になる。
もちろん、いちいち声に出すことはなく、声に出していることを自分で楽しんでいる時だけ。
別に自分の思いを知ってもらったり、理解してもらう必要はないので、自分を出さなくても、なんのストレスもない。
他者にとって、自分は透明人間であることは、むしろ快適。
他者に気を使わせるのは、好きではない。
自分を知ってほしいと思わない。

文字にするのは、すごく気が晴れる。
明るいブログ・セラピー実践者である。