『わたしはマララ』(原題:He Named Me Malala)
監督:デイヴィス・グッゲンハイム
昼と晩に予定があり、朝と夕方に空き時間ができた日曜日、
ちょうどいい具合に私のスケジュールにはまった本作を
大阪ステーションシティシネマにて。
1997年生まれのマララ・ユスフザイさん、パキスタン人の少女。
イスラム教の二大宗派のひとつ、スンニ派の家庭に誕生。
地元で女子学校を経営する父親は、彼女に“マララ”と名づけました。
これはパシュトゥーン人の英雄で、自らを犠牲にして戦いに挑んだ女性“マラライ”にちなんだもの。
殺されてしまった女性の名前を娘につけるなんてと非難を浴びもしたけれど、
父親は考えを変えなかったそうです。
2007年、一家が暮らすスワート渓谷に、タリバンがやってきます。
当初は、ハンサムで人当たりよく、女性を思いやっているかのように見えたタリバンのメンバー。
彼が担当するラジオ番組は大人気で、毎日みんなが聴き入っていました。
これが洗脳というものなのでしょうか。
タリバンの恐怖政治が始まると、女性からは教育を受ける権利が奪われます。
そればかりか、女性への教育を推進しただけで命が狙われるように。
わずか11歳だったマララさんはタリバンの活動を真っ向から批判。
女性が教育を受ける必要性を世界各地で訴えつづけてきました。
2012年、彼女が乗っていたスクールバスが銃撃を受け、瀕死の状態に。
誰もが彼女の死を覚悟するなか生還。銃撃前と変わらず活動。
2014年、史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞しました。
彼女の活動の様子とともに、ティーンエイジャーの普通の女の子としての様子も描かれています。
弟ふたりが無邪気に語る「意地悪なお姉ちゃん」の話が可笑しいです。
英雄マラライやスワート渓谷を描くのに用いられたアニメーションが秀逸。
銃撃犯に1ミリたりとも憎む気持ちを持たないという彼女。
それが本当だと思えるのだから凄いです。選ばれし人。
監督:デイヴィス・グッゲンハイム
昼と晩に予定があり、朝と夕方に空き時間ができた日曜日、
ちょうどいい具合に私のスケジュールにはまった本作を
大阪ステーションシティシネマにて。
1997年生まれのマララ・ユスフザイさん、パキスタン人の少女。
イスラム教の二大宗派のひとつ、スンニ派の家庭に誕生。
地元で女子学校を経営する父親は、彼女に“マララ”と名づけました。
これはパシュトゥーン人の英雄で、自らを犠牲にして戦いに挑んだ女性“マラライ”にちなんだもの。
殺されてしまった女性の名前を娘につけるなんてと非難を浴びもしたけれど、
父親は考えを変えなかったそうです。
2007年、一家が暮らすスワート渓谷に、タリバンがやってきます。
当初は、ハンサムで人当たりよく、女性を思いやっているかのように見えたタリバンのメンバー。
彼が担当するラジオ番組は大人気で、毎日みんなが聴き入っていました。
これが洗脳というものなのでしょうか。
タリバンの恐怖政治が始まると、女性からは教育を受ける権利が奪われます。
そればかりか、女性への教育を推進しただけで命が狙われるように。
わずか11歳だったマララさんはタリバンの活動を真っ向から批判。
女性が教育を受ける必要性を世界各地で訴えつづけてきました。
2012年、彼女が乗っていたスクールバスが銃撃を受け、瀕死の状態に。
誰もが彼女の死を覚悟するなか生還。銃撃前と変わらず活動。
2014年、史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞しました。
彼女の活動の様子とともに、ティーンエイジャーの普通の女の子としての様子も描かれています。
弟ふたりが無邪気に語る「意地悪なお姉ちゃん」の話が可笑しいです。
英雄マラライやスワート渓谷を描くのに用いられたアニメーションが秀逸。
銃撃犯に1ミリたりとも憎む気持ちを持たないという彼女。
それが本当だと思えるのだから凄いです。選ばれし人。