きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

風呂ふき大根

2009-01-08 | 肴・野菜


明朝は.....横浜でも「雪予報」がでています.....寒いっ.......
カーテンの隙間から冷気が流れてくる.......こりゃ雪かな?本当に........。


上に薬缶の置ける小型ストーブをだしてきた...............
温風式と違って暖ったか~い......火の熱さが懐かしい(道産子)......。

せっかくだから、分厚く切った「大根」をいれた鍋を置く.............
枯節の欠片と日高昆布......控えめに薄めの出汁で..........

シュンシュンことこと...........音をたてながら煮えていく..........
部屋中に.....いい匂いと暖かい湿り気......あ~癒される..........。

暖かい湿気の御蔭で....唇やお肌も潤ってきた................
そして....はふはふ熱い大根........あ~お腹も温かい、まさに懐石......。

味噌は......甘いのと塩辛いのの2種.........................

甘味噌に和辛子をいれたのと、晒し葱と生味噌と味醂...................
どちらにも、濃縮出汁を足してます........粉鰹節でもOK.........。

あ~あったまった........まさに冬の夜....池波の世界だぁ(笑).........。


・・・人参コールスロー風・・・


【酒煎り人参】を市販のドレッシングで和える..................
夕べの残り「十勝の行者ニンニク入り」のボイルしたソーセージの千切り......
冷凍パセリを多めにふって.............めっちゃ美味しい............。

・・・かりかりベーコン・・・


最近のお気に入り........「肉屋のベーコン」のかりかり..............。


ほか.....ツナ(水煮)と葱とチーズ入りのオムレツなど...............
今夜も呑んで.....肉離れのオット(笑)は早めに就寝しました...............。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人参ごはん

2009-01-08 | お弁当箱


人参と油揚げの「みじん」を炊き込んだ御飯........。

炊き込み御飯ほど、味はついていません........
普通の御飯のように食べています..........

人参の甘みと油揚げのコクがほんのり、美味しい御飯です。

にがり・酒・醤油・濃縮出汁..........

今回は「濃縮出汁」を少し入れましたが.......
ナシで、日本酒・塩だけでも素朴な味で美味しいデス.............。

他......豚肉と筍のオイスターソース炒め・甘い玉子焼き
    数の子・ブロッコリー(出汁で茹でた)・小梅・塩昆布.......


・・・金時人参の酒煎り・・・


お正月材料の残りの.....金時人参を千切りにして...............
日本酒・塩・梅酢.....を、少々ふって煎る..............。

塩分はわずか.....人参の甘みが濃くなって、クッタリしたぶん食べやすい...
当然ながら.......応用は無限.....すごく便利です.......。

同じように千切りにして薄塩をあてて保存したりもしますが........
こちらは加熱した人参なので、また違った美味しさです........。

このままでも美味しいし、和え物・炒めもの・汁物.....なんでも........

サッと使えるし加熱してあるので、あっというまに数本完食してしまいます。


野菜料理って面倒ですよね..............
洗ってむいて切って......茹でて焼いて炒めて...........
アクのあるものは晒したり.......手間隙かかるし神経も使う........
さらに、そこから調理しないと1品になりにくい............面倒至極。

生食以外は、サッと準備できないから.................
添え物に....と思っても、面倒だったり時間がなかったりして端折る......

そんなことを繰り返していると................
.......サラダ以外の野菜料理がどんどん遠ざかっていく.............

野菜嫌いは「野菜まんま」のサラダなんか、絶対に手を付けない、残す......
そのうち、添え物の「サラダ」すら姿を消すことになる.............

みごとに.....食卓から「野菜」が消える.....................

返ってきた空のお弁当箱には................
油にまみれ萎れきった、プチトマト・レタス・パセリが転がりへばりつく.....
そして.....お弁当箱からも「野菜」が消える................

「野菜」はすっかり「不味いもの」の代名詞となり...........
外食先でも、口に入ることは滅多にない......と化す................

野菜のハルマゲドン物語だっ(笑)......あ~恐ろしい...........。


野菜を嫌い敬遠する人間には...............
「野菜そのもの」のサラダや姿まんまの「単独」は御法度である...........

それらは「野菜好き」が好んで食べるものであって..........
野菜の美味しさ「そのもの」を、シミジミと味わう献立なのだから.......。

野菜嫌いの人間には....「美味しい」の前に、馴染んでもらう方が先......
抵抗感なく「口に入る」状態へともっていく.................

それには下処理し、何かの中へ紛れさせる、控えめに参加させる........
けして焦らず「のんびり」と.....すぐの結果など期待せず.........
キレッパシが2~3、偶然クチに飛び込めば「御の字だ」くらい...........
それだって「野菜ゼロ」よりずっと良いもん.............

そういう意味でも.....気軽にパッパと利用できるように........
下処理した野菜は便利です......ちょっとの頑張りです..............。

余談ですが......................
「身体にいいよ、栄養があるの......」などと薦めるのは最悪だ........

好きなものなら、楽しい食卓のエッセンスになるだろうが..........
ただでさえ嫌いで、必死に視界から排除し無視してるのに(笑)...........
そんな言葉で「無理強い」されたら、完璧に「食欲」が萎える....間違いない。

嗜好というのは曲者で強情でデリケート........真剣勝負だっ........。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする