「みをつくし~」の中に登場する【鰹飯】です
やっと録画してたドラマをみて..............
先日蒸した「なまり節」の存在を思い出す
この「なまり節」は、そもそも「鰹飯」を拵えようと思って蒸したんだった
それは【つるや料理】をアップしてた去年から望んでたんだけど.............
なんせあんな年だったもんだから、戻り鰹が手に入らず出来なかった
「なまり節」と「生姜」をコッテリと煮つけ、熱い飯に混ぜ蒸らす
ドラマに因んで、大阪風の「俵型」に握ぎって海苔を巻いた
ん~臭みゼロの旨味濃厚、オットも喜んで2つほど頬張っていた(減量中だが)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鰹はクセの強い魚です
とくに加熱すると、その癖がグッと悪い意味で全面にでてくる
よほど新鮮で、ちゃんとした下拵えを施さなければ(とくに戻り)
鰹の煮つけは生臭く仕上がります、難しいです
関東に来てから、何度となくスーパー・魚屋の「刺身」で試しましたが
納得いくように煮あがった試しがありません.......生臭い、魚臭い
それが「鰹の風味」だって言い方もできますが、アタシには臭くて不味いだけ
血合いを除去し、熱湯をかけたり湯引きしたり素揚げしたり...............
色々と思考錯誤したけどダメだった
せっかくの旨味なのにモッタイナイなぁ
だから、作中にもあったけどドラマのように拵えても
よほど新鮮な鰹を仕入れ、きちんと下拵えをし、適切に煮なければ
生臭く、とくに冷めたら食べられない代物になると思う
なので初めて読んだ時は諦めていたんだけど
【なまり節】を自分で蒸して煮つけてみたら、ぜんぜん生臭くなくて................
鰹の【好い旨味】だけ残し、イヤな部分は根こそぎ排除されて美味なことに気づく
あっ、これは「鰹飯」に使えるってんで
念願叶って、今夜ちょっとだけ拵えてみました「はてな飯」
思ったとおり、すごく美味しかったぁ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆自家製の【なまり節】(冷凍保存)
・1口大にカットする
◆酒(たっぷり)
◆醤油
◆味の母(みりん)
◆生姜の千切り(大量)
・お水は一滴も使いません
・ヒタヒタより多め、落とし蓋
・フツフツと煮えてる状態をキープ(※重要)
・煮汁がまだ残ってる状態で火を止め、休ませる
※炊きあがったご飯に、ほぐした「鰹煮」と煮しまった「生姜」をサックリ混ぜ、蒸らす
※「俵型」に握って海苔を巻く、いぶりがっこを添える