きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

月見菜花の塩びたし

2014-02-22 | 浸しもの

味がとても良く、見ためも美しく


◆菜の花

 ・根元を少し切り、水に浸して活きかえらせる

 ・1束まんま、サッと固ゆでし水に晒す
 ・水気を絞る(ペーパーに挟んで)

◆塩
◆味の素(すこし)

 ・軽く重石をする(1~2時間)
 ・水気を絞り適当に切る(芯は縦に切る)

◆卵黄

 ・菜の花を器に盛りつけ、卵黄をのっける


※絞ることを考慮して「塩梅」を考えること
※味の素は「使いすぎると」不味くなるので「要注意」


しょっぱいのは不味いし野暮

菜花の春らしいホロ苦と甘さを感じる塩梅と卵黄のコク
こういう単純なものほど、適当に見ためだけで拵えるのは初心者

茹でる時は目を離さず、味見を繰り返し、慎重に丁寧に拵えること


乱暴に料理したものは画像でもわかる、食べなくとも解る
見ため重視の、中途半端な蝋細工のような料理は一目瞭然(汚料理は論外)

写真としては美しいですね、ってソレだけで料理としては何の参考にもならない
器や盛りつけ写真技術なんか関係ない、料理する人間なら全てお見通しだ

だから殆ど他の料理ブログを見なくなった、申しわけないが無駄なので

料理は苦手で、っておっしゃる主婦熟練組のほうがカナリ参考になる実は
なんせ、苦手なのに何十年も何人もの家族の口を養ってきた、その実績は凄い

ほんとに凄いと思う

好きなことを極めるのは当たり前だ、遊んでるのと一緒だ
だけど、嫌いなのに遣り続けるってことは凄いことだと思う

とくにコンビニ宅配なんかなかった時代を過ごしてきた先輩方が

そういう人のレシピは信用できる

お~なんだか今夜は硬いことを書いちまったな

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二日酔いの朝餉・・・日の丸めし

2014-02-22 | 意味のある食卓

まるまる2日、ほとんど寝てないうえでの宴会だったもんで
も~くってのんでのんで、真央ちゃんみながら泣いたり笑ったりで
いつ寝たんだか(寝かされたんだか)あんまり覚えてないんだけど

目覚めたら頭がグァングァンで、すでに起きていたオットを呼びつけて
鎮痛剤を飲ませてもらって、オカメに慰められ、治まったところで朝食となる

オットが炊いてくれたご飯で(オットはサンドウィッチを食べ外出中)
日の丸めし、塩おでん、水菜の塩漬け....................

五臓六腑にしみた


    ◇


2日で3時間ウトウトしたかしないかだった

初めの日は、可哀そうで可哀そうでショックで寝られなかった
胸が痛くなるほど「他人の心配」をして、辛かった1日も初めてだ

けっきょく寝ずに感動の滑りをみて、そのまま泣きっぱなしで興奮しまくり
これまた2日目の昼間も寝られず、掃除したり料理したりで1日「躁」状態

そのまま宴会へと突入してしまったのだから、そりゃ~酔うわな

今朝、「ビデオに撮っとけばヨカッタな~」とオットに笑われるほど
大酔っぱらいして大騒ぎしたらしんだが、あんまし覚えてないわ

今回のことで改めて確認したけど、アタシって苦しい時も楽しい時も
とにかく料理をして、気分を落ちつかせたり嬉しさを表現したりするんだな

要するに料理しか出来ない、ってことだが


    ◇


オリンピックを観戦しながら、今回ほどメダルが霞んでしまったこともない
達成感のあとには、メダルとか点数とか誰に勝ったとか負けたとか

そんなことど~うでもよくなった

価値って、なんかもっと違うとこにある

そう言ったら、一生懸命メダルを獲得した選手たちには大変失礼な話になっちゃうし
オリンピックの意味も解んなくなるから、こんな事いっちゃダメかもしれないけど

それでもそれが、アタシの本音なんだから仕様がないや


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塩おでん

2014-02-22 | 鍋もの

濃口だったり薄口だったり、使うお醤油は気分で変更するけれど
我が家のおでんといえば「醤油味のおでん」っていうのが定番

だけど今回は、「塩味のおでん」っていうのを拵えてみた
すんごく美味しかった、しばらくは定番化しそう


◆水

◆かつぶしカチワリ(芯2~3本ぶん)

 ・鰹節の芯をカナヅチで粉々にしたもの

◆羅臼こんぶ

 ・かつぶしと一緒に水に浸したのち
  細く切って結んどく


◆大根(神奈川・有機)
◆蒟蒻(群馬・有機生芋)
◆ちくわ(静岡・いちうろこ)
◆おでん種セット(宮城・遠藤蒲鉾店)

 ・それぞれ下茹でする

◆ゆで卵

 ・かつぶし昆布の入った水に入れて

◆塩・酒(千歳鶴・蔵の素)
◆ナンプラー(少々)

 ・下味をつけ、グラグラさせず静かに浸す(最低でも2時間)

※蛸や黒ハンペンなど、旨味の濃い材料が入ってないので
 かわりに「ナンプラー」を少しだけ入れた


・・・「うちの場合の浸し作業」・・・

※ストーブに網をしいて鍋を置き、軽く煮たつまでは蓋をし
 その後は蓋を外すか斜めにかけ、表面が乾かないよう
 オーブンシートを貼りつけて、落とし蓋のかわりとした

※つゆが蒸発したら、湯(あれば出汁)を少し足しつつ浸す
※午後の早い時間から夕食時まで、5~6時間くらい浸した



◆木綿豆腐(八王子・むつみ)
◆塩・蔵の素
◆湯(あれば出汁)

 ・お豆腐を浸し、味を調節して熱くなったら完成



◆豆苗

 ・盛りつける直前に、かるく浸して添える

◆辛子・漬物類


あ~おいしかった




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